国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く公募いたしますので、本件について受託を希望する方は、下記に基づき御応募ください。
※応募状況等により、公募期間を延長する場合があります。
バイオものづくりは、遺伝子改変技術等により、微生物等が従来保有する物質生産能の増強や新しい目的物質の生産能の獲得、あるいは原料の酵素分解等による目的物質の取得を可能にするテクノロジーです。先行して取り組まれている医薬品や食品に留まらず、化学品・素材・繊維・燃料など多様な産業領域での活用が見込まれており、従来の化石資源を原料とした様々な製造プロセスを置き換える「持続可能なものづくり」として、バイオものづくりは次世代の産業基盤となり、我が国の競争力の核となることが期待されています。
Life Cycle Assessment(LCA)は環境負荷を定量的に評価し、環境価値を定量的に示すことが可能であることから、バイオものづくりにおける有力な評価手法として注目されています。
一方、LCAの実施に当たっては企業・大学等の個別の取り組みが中心となっており、バイオものづくりに取り組む企業・大学等が自らのプロセスを評価する際に参照できるような指針やガイドラインの整備が望まれています。
本調査事業ではバイオものづくり分野におけるLCAの指針策定に向けて、先行事例の調査や課題抽出、考え方の整理等、検討の基礎となる情報の収集を行います。





