近年、市内で発生しているサツマイモ基腐病については、排水対策や健全苗の確保、土壌消毒、残渣の持出、異常株の早期持出、予防薬剤の散布など、基本的な技術の徹底が重要です。
従来の育苗体系では、作業性や経済性の観点から、種芋により育苗している農家が多く、健全と見られる種芋でも基腐病に罹患している可能性が高いため、育苗時から基腐病が発生している状況にあります。
そこで、令和7年産においてバイオ苗(ウイルスフリー苗及びウイルスフリー苗から増殖した苗含む)を利用した生産を推進し、サツマイモ基腐病の発生低減を図るため、バイオ苗の購入支援を行います。