羽田空港を有する東京都(以下「都」という。)は、飛行機が、国内外の交流や都民生活、経済活動など、都市の活力を生み出す重要な部分を支えています。そのため、都は、航空分野の脱炭素化に積極的に貢献していく必要があります。
現在、航空業界では、2050年カーボンニュートラルの目標に向け、脱炭素化の取組が加速しています。その中でも、持続可能な航空燃料(SAF)は、様々な原料から製造可能で、かつ、現在の航空機にそのまま使用可能なことから、脱炭素化の切り札とされています。一方で、安定的な原料の調達等が課題となっています。
そこで、都は、都内の一般廃棄物等を原料としたSAF事業化の実現可能性調査(FS調査)を実施できる事業者を公募し、東京二十三区清掃一部事務組合と共に、採択した事業者の調査に協力していくこととしましたのでお知らせします。
選定件数は、3件程度の予定です。