近年、プラスチックによる海洋汚染が国際的な問題となっている中で、生分解性プラスチックが注目されています。生分解性プラスチックは、微生物の働きで使用後に水と二酸化炭素に分解されます。
生分解性プラスチックの農業分野での活用事例として、園芸作物などのマルチフィルム(シート)としての利用が進んでいます。作物収穫後はそのまま土壌にすき込むことができるため、作業の省力化が図れるほか、焼却処分の必要がないため二酸化炭素発生の抑制にも繋がります。
大野市では、生分解性マルチの普及促進と、特産作物である里芋の栽培省力化を目指して、生分解性マルチの購入に対して補助金を交付します。
・補助金額
里芋栽培のために購入した生分解性マルチ 1本(135cm×200m程度)につき2,000円
※市内の量販店等または農業協同組合で購入したものに限ります。
※金額は令和6年度のものです。年度により金額が変更となる場合があります。