東京都では、「感染症の危機」と「気候危機」の 2 つの危機を乗り越え、50 年・100 年先の都市のあるべき姿を構想し、「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市の創造を目指す「東京ベイeSGプロジェクト」を推進しています。東京のベイエリアには、日本を代表する物流ターミナルに加え、商業機能、エンターテインメント、東京 2020 大会関連施設など多様な魅力を持つ「臨海副都心エリア」や、将来的には約 1,000ha の広大な土地となる新しい埋立地である「中央防波堤エリア」といった高いポテンシャルが存在します。このフィールドを舞台に、最先端のテクノロジーを活用したプロジェクトを展開し、ベイエリアから世界最先端を実現することで、東京の国際的なプレゼンスをさらに高めていくことが重要です。
そこで、本事業においては、中央防波堤エリアをテクノロジーの巨大実装エリアとして開放し、最先端テクノロジーの社会実装に向けた取組を「先行プロジェクト」として公募するとともに、プロジェクトの実施を通じて、最先端技術の
社会認知度を高め、中央防波堤エリアの魅力を向上させることで、「東京ベイeSGプロジェクト(Version 2.0)」において掲げる「新しい価値を生み続ける世界のモデル都市」の実現を目指します。
採択予定件数:3件程度