中山間地域などは河川流域の上流部に位置することから、中山間地域などの農業・農村が有する水源かん養機能・洪水防止機能などの多面的機能によって、多くの国民の生命と財産、豊かな暮らしが守られています。
しかしながら、高齢化が進展する中、中山間地域などは平地に比べ自然的・経済的・社会的条件が不利な地域であることから担い手の減少、耕作放棄地の増加などにより多面的機能が低下し、国民全体にとって大きな経済的損失が生じることが懸念されています。
このような状況を踏まえ、国は、適切な農業生産活動が継続的に行われ、農業・農村が持つ多面的機能の確保が図られるよう、一定の要件を満たし、集落の将来像やその将来像を実現するための活動や目標を定めた協定(集落協定)を締結した集落などに対して、農業生産活動を支援するための交付金を交付する「中山間地域等直接支払制度」を制度化しました。
大崎市では、農用地の規模や急傾斜などで要件を満たしている集落で各集落の「集落マスタープラン」を作成し、多くの集落の皆さんが協定に参加し、耕作放棄地の防止活動や水路・農道の維持管理活動、多面的機能を増進する活動に取り組んでいます。
