加工食品の輸出を行うためには、輸出先国で認められた原材料、食品添加物、容器・包装等を使用する必要があります。例えば、加工食品に含まれる着色料、甘味料等は、日本では既存添加物として認められているものの、海外では認められていない場合があることから、これらを含む加工食品の輸出が困難な状況になっています。そのため、どの国にどのような代替物で対応できるか調査・整理を行うことで、海外で認められている添加物等への切り替えが行いやすくなります。
食品添加物として国内で使用が広く認められているクチナシ色素、紅麹色素等も多くの国では使用が認められていないことから、令和4年度には緊急性の高い着色料について、輸出先国上位10ヶ国・地域に関する「代替添加物早見表」を作成しました。本事業では、早見表等の規制情報についてフォローアップ等を行うとともに、その活用を促進することにより、海外で認められている添加物等への切替を行いやすくします。
補助金額 4,000 千円 ・補助率 定額