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近年の農村地域の過疎化、高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。
また、共同活動の困難化に伴い、農用地、水路、農道等の地域資源の保全管理に対する担い手農家の負担の増加も懸念されています。
このため、三次市では農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動に係る支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進しています。
三次市では中山間地域等の農地を保全し、多面的機能を守っていくために、農業生産活動等を継続して実施する農業者等に交付金を交付します。
協定に定める活動内容が「農業生産活動等を継続するための活動」のみの場合は交付単価の８割、加えて「体制整備のための前向きな活動」を行う場合は交付単価の10割を交付します。
三次市では農業所得の向上と振興作物の産地化の推進を行うため、白ねぎ、ほうれんそう、アスパラガスの生産および出荷に要する経費の一部を支援します。
三次市では農業所得の向上と産地化の推進を行うため、果樹（ぶどう・なし・りんご）および花き（菊）の生産および出荷に要する経費の一部を支援します。
三次市では耕種農家と畜産農家の連携による家畜排せつ物の有効利用により、化学肥料の使用量を削減し、環境に配慮した農業の推進および市内における自給飼料の生産拡大を図るため、堆肥購入に要する経費の一部を支援します。
三次市では出荷販売する麦、大豆、山の芋、カーターピーナッツ、小豆の生産を支援します。
三次市では環境に配慮した農業を推進するため、環境保全型資材（緑肥作物や生分解性マルチフィルムなど）の購入等に要する経費の一部を支援します。
三次市では認定農業者および認定新規就農者の経営安定及び農用地の有効活用を図ることを目的として、農業経営基盤強化促進事業又は農地中間管理事業による賃貸借の設定を受けた者に対し、その面積に応じて助成します。
三次市では鳥獣による農作物被害の防止や軽減を図るためには、地域ぐるみで、侵入防止・環境改善・捕獲の対策を総合的に取り組むことが効果的となります。
そこで、地域で一体となって鳥獣被害対策に取り組む場合に補助金を交付します。
・補助上限額
補助金の額は、１集落などに対し75万円を限度とする。
または事業の実施にかかった費用のいずれか低い方の額を限度とする。
三次市では第三者から農業経営を継承する際に必要な経費の一部を助成します。
・補助額
事業の実施に要した経費の2分の1（千円未満切り捨て）
上限額：100万円
