SATREPS(サトレップス Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)は、開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。地球規模課題とは、一国や一地域だけで解決することが困難であり、国際社会が共同で取り組むことが求められているグローバルな問題を指します。SATREPSでは様々な地球規模課題の解決、科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術の獲得、そしてこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて、開発途上国の自立的研究開発能力の向上と、課題解決に資する持続的活動体制の構築、及び国際頭脳循環を図ります。
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1.1 事業の概要、現状、方向性、目標と成果
日米医学協力計画は、昭和 40 年(1965 年)の佐藤栄作総理大臣とリンドン・ジョンソン大統領の会談に
基づき、アジア地域にまん延している疾病に関して、いまだ未知の分野が多々あり、研究の余地が残されて
いることに鑑み、これらの疾病に関する研究を、日米両国で共有して行うことを目的としています。また、日
米医学協力計画は、その長い歴史において日米アジアの協力を通じ、若手研究者育成に貢献してきました。
それをさらに発展させるべく、2016 年度から米国 National Institute of Allergy and Infectious
Diseases ( NIAID ) と 共 同 で 「 U.S.-Japan Cooperative Medical Sciences Program
Collaborative Awards(若手育成のための日米共同研究公募)」を実施しています。
COL$E_Awards: 若手育成のための日米共同研究公募
公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団が、社会福祉事業を行う団体に対し、施設の設置・拡充・改築、備品購入、スポーツ大会の管理運営等に対して助成金を交付する制度。助成額は事業費総額の4分の3以内を原則とし、精算払いで交付される。助成により取得した物件は完了後5年間の管理期間が設けられる。
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 大企業, 中堅企業, 中小企業者, 小規模企業者
NEDO職員が、研究開発成果を社会実装するために必要な標準化・知財戦略に関する基本的な知識を習得し、NEDOプロジェクトに参加する者やNEDO外部の組織体及び専門家との適切な連携等を図ることにより、NEDOプロジェクトにおける標準化及び知財の戦略的活用をより有効・有用に機能させるための指針となるガイドラインの提供を目的とし、次に掲げる事項について調査を行う。
NEDOでは2020年度より「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」(以下、本事業という。)において、新たなバイオ資源の拡充や培養・分離・精製などに関わるバイオ生産プロセスの基盤技術の開発、実生産への橋渡しを効果的に行うバイオファウンドリの整備と人材育成、バイオ由来製品の実用化を目指す企業の実証テーマを推進しています。
本調査は、関連技術の開発動向を踏まえて、本事業で創出した成果の位置づけを明らかにすると同時に、本事業のアウトカム目標で掲げている経済波及効果とCO2削減への貢献度を試算することを目的に実施します。
1.1 事業の概要、現状、方向性、目標と成果
1.1.1 事業の概要
革新的がん医療実用化研究事業は、基礎領域の研究成果を確実に医療現場に届けるため、 非臨床領
域の後半から臨床領域を中心として、予防・早期発見、診断・治療等、がん医療の実用化を目指した研究を
推進します。
1.1.2 事業の現状
がんは我が国の死亡原因の第 1 位であり、国民の生命及び健康にとって重大な問題になっています。
がん研究については、昭和 59 年にがん対策関係閣僚会議により「対がん 10 カ年総合戦略」が策定さ
れ、以来、10 年ごとに 10 か年戦略を改訂し、がんの病態解明から臨床への応用に至るまで研究の推進
に取り組んできました。平成 18 年 6 月には「がん対策基本法」(平成 28 年 12 月に一部改正)が成立し、
その基本理念として「がんの克服を目指し、がんに関する専門的、学際的又は総合的な研究を推進すると
ともに、がんの予防、診断、治療等に係る技術の向上その他の研究等の成果を普及し、活用し、及び発展
させること」が求められています。このがん対策基本法に基づき、令和5年3月に「第4期がん対策推進基
本計画」※が策定されました。「第4期がん対策推進基本計画」では「誰一人取り残さないがん対策を推進
し、全ての国民とがんの克服を目指す。」を全体目標として掲げ、また、全体目標の下に、「がん予防」、「が
ん医療」及び「がんとの共生」の分野別目標を定め、これらの達成に向けて、更なるがん研究の推進に取り
組んでいるところです。
※ 第4期がん対策推進基本計画
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000183313.html
1.1.3 事業の方向性
がん研究については「第4期がん対策推進基本計画」に基づく新たながん研究戦略として内閣府、文部
科学省、厚生労働省、経済産業省の 4 大臣確認のもと、令和 5 年 12 月に「がん研究 10 か年戦略(第 5
次)」※が策定されました。「がん研究 10 か年戦略(第 5 次)」を踏まえ、今後のがん研究は、がん患者を含
む全ての国民と協働した研究を総合的かつ計画的に推進することにより、「がん予防」、「がん医療」及び
「がんとの共生」の各分野のより一層の充実を実現し、「第4期がん対策推進基本計画」の全体目標(「誰一
人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」)を達成することを目指します。
「がん研究 10 か年戦略(第 5 次)」においては、今後推進すべきがん研究・開発(具体的研究事項)として、
(1)「がんの予防」に関する研究、(2)「がんの診断・治療」に関する研究、(3)「がんとの共生」に資する研
究、(4)ライフステージやがんの特性に着目した研究、(5)がんの予防、がんの診断・治療の開発、がんと
の共生を促進するための分野横断的な研究、の 5 項目が掲げられています。革新的がん医療実用化研究
事業では上記の具体的研究事項を踏まえ、以下の 5 つの研究領域(Field)について研究開発を着実に推
進していきます。
Field1:がんの予防に関する研究
Field2:がんの診断・治療技術開発に関する研究
Field3:がんの新規薬剤・治療法の開発に関する研究
Field4:がんの標準治療の確立、ライフステージに応じたがん治療に関する研究
Field5:がんの克服を目指した分野横断的な研究
また、革新的がん医療実用化研究事業は「次世代がん医療加速化研究事業」(文部科学省)、「次世代型
医療機器開発等促進事業(旧・医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靱化事業)」(経済産業省)
等、関係省庁の所管する関連研究事業との有機的連携の下で推進します。関連事業での支援が終了又は
終了予定の研究開発課題が、同様の内容にて本事業公募に応募された場合には、当該事業に照会し、研
究開発課題の評価、意見書等を本事業公募の審査において、参考にする場合があります。
※ がん研究 10 か年戦略(第 5 次)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_231115_00001.html
1.1.4 事業の目標と成果
革新的がん医療実用化研究事業では、基礎・基盤領域の研究成果を確実に医療現場に届けるため、 非臨
床領域の後半から臨床領域を中心として、予防・早期発見、診断・治療等、がん医療の実用化を目指した研究
を「健康・医療戦略」及び「がん研究 10 か年戦略(第5次)」に基づいて強力に推進し、健康長寿社会を実現す
るとともに、経済成長への寄与と世界への貢献を目指します。
1.1 事業の概要、現状、方向性、目標と成果
1.1.1 事業の現状
我が国は、世界に冠たる平均寿命の長い国となる中、疾病の予防、早期診断、早期治療に関する国民の期待
は大きく、特に、より質の高い医療の提供を通じて「健康寿命」の延伸に向けた取組が重要となります。「健康・
医療戦略(令和 7 年 2 月 18 日閣議決定)」では、世界最高水準の医療の提供に資する研究開発の推進のため、
国民に最新の医薬品を速やかに届けるため、創薬標的の探索から臨床研究・治験に至るまで、幅広い研究開発
を行い、持続可能な創薬力の強化が求められています。
1.1.2 事業の方向性
本事業では、疾患領域にとらわれない創薬全般に必要な非臨床領域における基盤研究への支援を基本とし
ます。そのため、医薬品創出から医薬品開発過程を迅速化・効率化し、革新的な医薬品の創出を目指し、独創性、
新規性のある有望な基盤研究を見い出し、創薬の基盤技術に係る非臨床研究を推進します。新たなモダリティ
の創出から各モダリティのデザイン、最適化、活性評価、有効性・安全性評価手法、製造技術等の研究開発に係
る基盤技術に関し、特に、異なる学問領域との技術融合、資源活用、人材育成や研究形態(産学共同等)などの
視点を踏まえ取り組みます。これにより、医薬品の開発過程における迅速化・効率化等の創薬基盤技術の開発、
産学連携等による医薬品開発の促進等、医薬品創出から医薬品開発過程に係る全工程を下支えする基盤技術
創出を実現します。
1.1.3 事業の目標と成果
医薬品創出の迅速化を目指すためには、創薬の基盤を整備し、医薬品の開発過程を迅速化・効率化すること
が必要であり、創薬に係る基盤技術に関する研究を支援することが重要となります。そのため、創薬基盤推進
研究事業では、新たな創薬に結びつく基盤技術研究に関する研究を実施し、製薬企業における医薬品等の開発
につながるような成果を創出することを目標とします。
本公募では、創薬評価技術開発、創薬基盤技術開発(DDS 評価技術開発)、病態解明・創薬標的探索、薬用植
物国産化等に関連した研究を支援します。
クリティカルマテリアルは、グリーン・デジタル等の先端技術・産業含め、製品の高機能化等を実現する上で重要な役割を果たし、モーター・蓄電池・電子部品・半導体・生産工具等の生産に必要不可欠な材料です。近年、世界情勢の激変により、クリティカルマテリアルのサプライチェーンを取り巻く環境の変化が拡大し、各国は産業基盤強化のための取り組みを活性化させています。
月面や小惑星、彗星に存在する水資源や鉱物資源等の獲得は、今後の人類の宇宙空間での活動における大きなコスト低減効果等を与え、宇宙機等の継続的な利用にもつながるとともに、地球上での希少性から高い商業的ニーズも見込まれており、産業創出を見込んだスタートアップ企業が多数立ち上がるなど世界的に注目が集まっています。また、官民による持続的な月面探査活動の進展を見据え、月面サンプルリターンに係る要素技術の獲得・促進も求められています。
他方、近年、天体の地球衝突のリスクへの対応の必要性が世界的に認識され、プラネタリーディフェンスとして国際的な活動に発展しています。さらに国際的な動向として、今後、衝突の恐れがある未知の小惑星等の多数の発見が見込まれることから、衝突予測や回避の方法を探るために、小惑星等への高頻度な接近及びその場での特性分析を可能にする技術の開発が期待されています。
このような背景の下、我が国はこれまで小惑星探査機「はやぶさ」による世界初の小惑星への軟着陸・サンプルリターンの成功や、効率的な探査を可能とする超小型探査機技術の研究開発の積み重ねといった、他国にはない小惑星探査におけるアドバンテージを持っています。しかしその一方で、我が国は、米国、中国等が既に有する、月面サンプルリターンに必要な技術の獲得には至っていません。
以上を踏まえ、本テーマでは、我が国の特色ある先端技術を、非宇宙分野を含む産業界等との連携を通じて発展させ、(A)資源的利用価値が高い、または地球衝突リスクが高いなど任意の小惑星等への高頻度の即応的接近・採掘等を可能とする革新的な技術開発・実証、及び(B)月面サンプルリターンに必要な要素技術の開発を行うことで、宇宙資源産業への早期参入を促進し、国際的な競争上の優位性の獲得を目指します。