民俗芸能は、地域のつながりを深めたり、世代を超えた交流を生み出したりと地域コミュニティの結束を強めるために大きな役割を果たしてきました。
山梨県内には、獅子舞や神楽などの多様な民俗芸能が継承されており、これまで確認されているものだけでも400を超えています。
しかしながら、人口減少や祭典の中止・規模縮小、資金不足などにより、その半数以上が存続の危機に瀕しており、なかには既に休止してしまっているものもあります。
そのため、新たに「山梨県無形民俗文化財継承支援事業費補助金」を創設し、次の世代へ民俗芸能を継承していく取組を支援することとしました。民俗芸能で使用する用具や衣装の補修や新調、民俗芸能を披露するイベント開催など様々な取組が対象となりますので、民俗芸能の関係者の皆様はぜひご活用ください。