本県の県土の78%を占める森林は、水源涵養や県土保全、地球温暖化防止など多様な公益的機能を有し県民に多くの恩恵をもたらしていますが、社会経済環境の変化に伴い民有林の多くは手入れが行き届かない状況になっています。
このため、将来にわたって健全な森林が引き継がれていくよう、平成24年度から森林環境税を活用し、県民の皆様の協力を得ながら、今後20年間で荒廃した民有林の人工林約1万9千haの解消や、荒廃した里山林約3千haの再生、公益的機能を一層充実させるための広葉樹の森づくりなどに取り組んでいきます。