全国:令和4年度第2次補正予算 ディープテック・スタートアップ支援事業
日本国内の補助金の獲得から販路開拓・設備投資を一貫して支援。
中小企業庁認定 経営革新等支援機関
2022年12月08日
上限金額・助成額250000万円
経費補助率
66%
NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。
なお、本事業は、助成率や助成金の額が異なる3つのフェーズ(以下〔1〕~〔3〕)から構成されます。どのフェーズからの応募も受け付ける他、ステージゲート審査を経て次のフェーズに移行することも可能とします。応募時には、自社の状況に最も合致しているフェーズを選択し、ご応募ください。
〔1〕STSフェーズ(実用化研究開発(前期))
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
- 助成金の額:3億円以内または5億円以内(※)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
〔2〕PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
- 助成金の額:5億円以内または10億円以内(※)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
〔3〕DMPフェーズ(量産化実証)
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
- 助成金の額:25億円以内(※1)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下(※2)
※1:事業会社との連携(共同研究、調達、販路開拓等)に係る書面(MOU等の文書)の提出が必要となります。
※2:リスクの高い研究開発段階から脱していると考えられる場合(成果普及を主として実施する場合、商用化が見込まれている場合等)は、補助率の限度を1/2とします。
ただし、ステージゲート審査を経てフェーズを移行する場合でも、当該事業全体で、1件当たりの助成金額の上限を30億円、事業期間の上限を6年とします。
Ⅰ.機械装置等費(研究開発目的が無く、生産のみを目的とする設備は対象外)
1.土木・建築工事費
プラント等(量産化実証に必要な生産技術の開発や実証試験に必須となる建屋等も含む)の建設に必要な土木工事及び運転管理棟等の建築工事並びにこれらに付帯する電気工事等を行うのに必要な経費。
2.機械装置等製作・購入費
助成事業に必要な機械装置(量産化実証に必要な実証用パイロット生産設備等も含む)、その他備品の製作、購入又は借用に要する経費。
3.保守・改造修理費
助成事業で購入したプラント及び機械装置の保守(機能の維持管理等)、改造(主として価値を高め、又は耐久性を増す場合)、修理(主として現状に回復する場合)に必要な経費。
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
・要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等
・試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等
・量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施
2023/03/31
2028/03/31
◎各フェーズ共通の要件
i. 日本に登記されている民間企業であって、その事業活動に係る主たる技術開発及び意思決定のための拠点を日本国内に有すること。ただし、「①STS フェーズ(実用化研究開発(前期))」のみ、この公募の採択決定日から1ヶ月以内に助成対象事業者として日本国内の法
人格を有することを条件として、法人を設立準備中の者からの応募を可能とする。
ii. 社会課題解決や経済成長の実現にも資するものであって、大学・研究機関・企業等から生まれた技術シーズの研究開発を行っており、VC 等、CVC、事業会社、金融機関から提案書に記載した助成事業期間中に要する助成対象費用の 1/3 以上または 1/2 以上の金額の出資また
は融資を NEDO が定める所定の期間(※4)内に受けている、又は今後出資または融資が予定されている未上場の事業者であること。また、本項でいう出資は、特定かつ単一の資金調達ラウンド(※5)で実施されるものであること。ただし、その出資または融資に係る要件の
詳細は、「各フェーズごとの要件」を確認すること。なお、本項でいう出資には、株式による出資の他、株式に転換可能なコンバーティブルな証券(コンバーティブルエクイティ、コンバーティブルボンド、コンバーティブルノート等)を含む。
※4 「所定の期間」とは、提案締切日の 3 ヶ月前から採択決定日の 1 ヶ月後までを基準として、NEDO が提案書類の提出期限ごとに「ディープテック・スタートアップ支援事業 公募に係る日程一覧」の通り定める期間のことを指します。「ディープテック・スタートア
ップ支援事業 公募に係る日程一覧」は、本支援事業の公募に係る NEDO のホームページに掲載されていますので必ずご参照ください。
※5 「資金調達ラウンド」とは、提案者が、VC 等、CVC、事業会社から、特定の目的のために出資を募ってから、当該出資の募集を終了するまでの期間を指します。当該期間においては、出資によって発行される株式の株価は同一であることを想定しています。
※資金調達のための関連法人を有し、その法人に対して資金投入がなされている場合、提案書提出前に NEDO に相談し、NEDO の指示に従うこと。
iii. 助成事業を的確に遂行するに足る技術的能力を有すること
iv. 助成事業を的確に遂行するのに必要な費用のうち、自己負担分の調達に関し十分な経理的基礎を有すること。
v. 助成事業に係る経理その他の事務について的確な管理体制及び処理能力を有すること。
vi. 当該助成事業者が遂行する助成事業が、別途定める基本計画を達成するために十分に有効な研究開発を行うものであること。
vii. 助成対象事業終了後の事業化を達成するために必要な能力を有すること。
viii. 中小企業基本法等に定められている以下の資本金基準または従業金基準のいずれかを満たす中小企業に該当する法人であってかつ、みなし大企業(※6)に該当せず、直近過去 3 年分の各年または各事業年度の課税所得の年平均額が 15 億円を超えないもの。 など
公募ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、公募要領、提案書作成にあたって(様式)等をご参照の上、応募してください。
イノベーション推進部 スタートアップグループ 担当者:DTSU事務局 E-MAIL:dtsu@nedo.go.jp
NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。
なお、本事業は、助成率や助成金の額が異なる3つのフェーズ(以下〔1〕~〔3〕)から構成されます。どのフェーズからの応募も受け付ける他、ステージゲート審査を経て次のフェーズに移行することも可能とします。応募時には、自社の状況に最も合致しているフェーズを選択し、ご応募ください。
〔1〕STSフェーズ(実用化研究開発(前期))
要素技術の研究開発や試作品の開発等に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決めるための事業化可能性調査の実施等を支援する。
- 助成金の額:3億円以内または5億円以内(※)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
〔2〕PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))
試作品の開発や初期の生産技術開発等に加え、主要市場獲得に向けた事業化可能性調査の実施等を支援する。
- 助成金の額:5億円以内または10億円以内(※)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下
※事業計画において、事業会社との間で一定の連携構想を有しているものや、海外技術実証事業を含むものについては、上限額を引き上げます。
〔3〕DMPフェーズ(量産化実証)
量産技術の確立・実証に係る研究開発やそのために必要な生産設備・検査設備等の設計・製作・購入・導入・運用等を通じ、商用化に至るために必要な量産化実証の実施を支援する。
- 助成金の額:25億円以内(※1)/事業期間
- 事業期間:1.5~2年程度(ただし同一フェーズ内で最長4年)
- 助成率:2/3以下(※2)
※1:事業会社との連携(共同研究、調達、販路開拓等)に係る書面(MOU等の文書)の提出が必要となります。
※2:リスクの高い研究開発段階から脱していると考えられる場合(成果普及を主として実施する場合、商用化が見込まれている場合等)は、補助率の限度を1/2とします。
ただし、ステージゲート審査を経てフェーズを移行する場合でも、当該事業全体で、1件当たりの助成金額の上限を30億円、事業期間の上限を6年とします。
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