本事業の対象は、以下の①~④の要件を満たす事業を実施できる設備に関する実証を対象とします。
① 事業を実施する国がJCMパートナー国または候補国(インド共和国、ブラジル連邦共和国、マレーシア、南アフリカ共和国、トルコ共和国)であること。
② 対象とする脱炭素技術が、下記の要件を全て満たすものであること。
ア)エネルギー起源CO2の排出を削減するものであること。
イ)大気汚染・水質汚染・生物多様性の損失・フロンによる環境影響等の他の環境課題等の事業実施国が抱える課題の解決や課題間のトレードオフ回避、低減に資するものであること。(ただし、廃棄物等の処理に関するサービスを提供する事業又は廃棄物等の処理事業者等から委託を受け施設建設を行う事業を除きます。)
ウ)主要な要素となる技術について、研究段階ではなく、国内で実証されたものであること。
エ)対象とする国において、当該技術に新規性があること。
③ 令和8年3月までにすべての工程を完了できる計画であること。
④パートナー国または候補国において、技術導入の基盤である現地人材の能力向上等に貢献し、パートナー国または候補国内での当該製品・技術等の持続的な市場創造につながると認められること。
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