全国:都市木材需要拡大事業

上限金額・助成額※公募要領を確認
経費補助率 50%

建築事業者等が、都市部での木材需要の拡大に向けて、地域の先例となる建築物の構造部分等に木質耐火部材等を利用すること、非住宅建築物等において類似例の拡大が期待できる建築の構造部分等にJAS構造材(機械等級区分構造用製材、2×4工法構造用製材、CLT、構造用集成材、構造用LVL、構造用合板、構造用パネル)を利用すること、建築物の利用者の目に触れやすく木材利用の普及効果の高い内装部材に木材製品を利用すること、非木質系資材が太宗を占める窓のサッシの木質化を推進するため先導的な事例となる木製サッシを導入することを通じて、設計、調達、施工時等における木材製品の利用に関する課題の抽出、改善策の提案などを行っていただきます。

助成金の額は以下の(1)から(4)までの利用の区分ごとに規定するものとし、区分ごとにア、イ、ウ((1)木質耐火部材等の区分にあってはアとイ)を比較し、最も低い金額から 1,000 円未満の額を切り捨てた額とします。ただし、助成額の上限は、(1)の木質耐火部材等及び(2)の JAS構造材の区分にあっては、1棟の都市木材需要拡大事業に対して、15,000,000 円を上限としますが、延床面積の合計が 3,000 ㎡以上の建築物の場合又は助成対象となる階が最上階から数えて4以上の建築物の場合は 30,000,000 円を上限とします((3)の内装材又は(4)の木製サッシの区分に係る助成を併用する場合を含む。)。また、(3)の内装材の区分にあっては、1棟の都市木造需要拡大事業に対して 10,000,000 円を上限とし、(4)の木製サッシの区分にあっては、1棟の都市木材需
要拡大事業に対して 1,000,000 円を上限とします。

(1) 木質耐火部材等
ア 燃えしろ製材を活用した建築物
製材品の厚みにより燃えしろを確保することで必要な準耐火性能等を満たす建築物
① 事業申請時に申告する木造又は木造とそれ以外の構造との混構造とする予定の階の木造又は混構造に係る床面積の合計に 13,600 円/㎡を乗じた金額
② 交付申請時に申告する木造又は木造とそれ以外の構造との混構造とした階の木造又は混構造に係る床面積の合計に 13,600 円/㎡を乗じた金額

イ その他
(1)ア以外の方法により必要な耐火性能又は準耐火性能等を満たす建築物
① 事業申請時に申告する木造又は木造とそれ以外の構造との混構造とする予定の階の木造又は混構造に係る床面積の合計に 11,900 円/㎡を乗じた金額
② 交付申請時に申告する木造又は木造とそれ以外の構造との混構造とした階の木造又は混構造に係る床面積の合計に 11,900 円/㎡を乗じた金額

ウ CLT を利用した建築物
CLT を利用した建築物で必要な耐火性能又は準耐火性能等を満たすものについては、(1)のア、イの規定にかかわらず、次の算定によることができる。なお、(1)のア又はイの助成金と併用することはできない。
① 事業申請時に申告する利用予定の CLT の材積の合計に 160,000 円/㎥を乗じた金額
② 交付申請時に申告する利用した CLT の材積の合計に 160,000 円/㎥を乗じた金額

(2) JAS 構造材
ア 事業申請時に申告する助成対象木材のうち、第6の(2)イで規定する助成対象階で使用予定の構造用製材、2×4工法構造用製材、構造用集成材、構造用 LVL、保存処理材の材積に 60,000 円/㎥を乗じた金額及び CLT の材積の合計に 130,000 円/㎥を乗じた金額
に、助成対象階で使用予定の構造用合板、構造用パネルの調達費に1/2を乗じた額を加算した金額。
イ 交付申請時に申告する助成対象木材のうち、第6の(2)イで規定する助成対象階で使用した構造用製材、2×4工法構造用製材、構造用集成材、構造用 LVL の材積に 60,000円/㎥を乗じた金額及び CLT の材積の合計に 130,000 円/㎥を乗じた金額に、助成対象階で使用した構造用合板、構造用パネルの調達費に1/2を乗じた額を加算した金額。
ウ 第15に定める様式6号別紙2に基づく構造用製材、2×4工法構造用製材、構造用集成材、構造用 LVL 及び CLT の調達費に、助成対象階で使用した構造用合板、構造用パネルの調達費に1/2を乗じた額を加算した金額。

(3) 内装材
ア 事業申請時に申告する、壁及び天井に係る内装材利用面積に 11,000 円/㎡を乗じた金額及び床に係る内装材利用面積に 7,000 円/㎡を乗じた金額を加算した金額
イ 交付申請時に申告する、壁及び天井に係る内装材利用面積に 11,000 円/㎡を乗じた金額及び床に係る内装材利用面積に 7,000 円/㎡を乗じた金額を加算した金額
ウ 第15に定める様式6号別紙3に基づく交付申請時に申告する、壁、天井及び床に係る内装材の調達費

(4) 木製サッシ
ア 事業申請時に申告する助成対象木製サッシの窓数に1窓当たり 60,000 円を乗じた金額
イ 交付申請時に申告する助成対象木製サッシの窓数に1窓当たり 60,000 円を乗じた金額
ウ 第15に定める様式6号別紙4に基づく交付申請時に申告する助成対象木製サッシの調達費(窓ガラスに係る金額を含めることも可とします。)に1/2を乗じた金額


一般社団法人 全国木材組合連合会
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
都市部での木材需要の拡大に向けた木質耐火部材等、JAS構造材、内装の木質化、木製サッシの普及・実証の取組

2024/07/31
2024/08/09
■対象物件
都市木材需要拡大事業の対象とすることができる建築物は建築確認申請等を提出し(修繕等は除く。)、以下の条件を全て満たした物件とします(内装材、木製サッシの利用のみの場合も含む)
1. 建築主が国でないもの。
2. 3階以下の居住専用住宅、事業用併用住宅を除く建築物で、用途区分による対照表(事業のホームページに掲載)に掲げるもの
3. 建築物において基礎より上部の助成対象部分において本事業以外に国、地方公共団体、その他の公的機関等からの補助や助成を受けていないもの。ただし、地方公共団体及びその他の公的機関(以下「補助事業実施機関」という)が実施する補助や助成において、その財源に国庫からの助成金、交付金その他国資金(地方交付税交付金、森林環境譲与税を除く)が含まれていないことを補助事業実施機関の資料により確認できる場合はこの限りでない。
4. 反社会的勢力が整備又は所有するものでないこと
5. 1 木質耐火部材等及び2 JAS構造材の区分では、新築、増築、改築する部分の床面積の合計(非木造部分を除く)が10㎡を超えるものであること
6. 1 木質耐火部材等及び3 内装材の区分では、耐火・準耐火性能等が求められる建築物又はこれらと同等の性能を有する建築物であること
7. 2 JAS構造材の区分では、指定するJAS構造材が指定する構造部の部材に使用される建築物であること。 (「説明資料 別表1 指定するJAS構造材の種類ごとの指定する構造部」を参照)

■助成対象
1 木質耐火部材等
木造又は木造とそれ以外の構造との混構造の建築物の新築、増築、改築等における木質耐火部材等(燃えしろ、耐火被覆)の利用

2 JAS構造材
木造又は木造とそれ以外の構造との混構造の建築物の新築、増築、改築等において、指定する構造部に対するJAS構造材の利用

3 内装材
耐火・準耐火性能等が求められる建築物の新築、増改築、修繕等において、壁、天井、床の仕上げの表面への木材製品の利用

4 木製サッシ
建築物の新築、増改築、修繕等における木製サッシの利用

■各種申請書の提出先
〒107-0052 東京都港区赤坂2-12-13 UHA味覚糖赤坂ビル3F
一般社団法人 全国木材組合連合会 都市木材需要拡大事業事務局

申請書の提出期限、提出先、問い合わせ先は次のとおりとします。
(1)提出期限
令和6年7月 31 日(水)から令和6年8月9日(金)(当日消印有効・持込可)までとします。郵送以外の方法による場合は、引受日が確認できる方法で送付ください。また、メールでの受付けは行いません。

(2)申請書の提出先、申請書の作成、事業の内容等に対するお問い合わせ先
(事務局)
一般社団法人全国木材組合連合会 都市木材需要拡大事業事務局
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-12-13 UHA 味覚糖赤坂ビル 3 階
TEL 03-6550-8540(10:00~17:30) FAX 03-6550-8541 E-mail info@toshimokuzai.jp

(3)提出にあたっての留意事項
ア 提出された申請書は、返却しません。
イ 提出された申請書は、変更又は取り消しができません。
ウ 提出された申請書は、申請者に断りなく本事業以外の目的に使用することはありません。

(一社)全国木材組合連合会 都市木材需要拡大事業 事務局 TEL:03-6550-8540(平日10:00~17:30) FAX:03-6550-8541 mail:info@toshimokuzai.jp
https://toshimokuzai.jp/jigyou_2/

建築事業者等が、都市部での木材需要の拡大に向けて、地域の先例となる建築物の構造部分等に木質耐火部材等を利用すること、非住宅建築物等において類似例の拡大が期待できる建築の構造部分等にJAS構造材(機械等級区分構造用製材、2×4工法構造用製材、CLT、構造用集成材、構造用LVL、構造用合板、構造用パネル)を利用すること、建築物の利用者の目に触れやすく木材利用の普及効果の高い内装部材に木材製品を利用すること、非木質系資材が太宗を占める窓のサッシの木質化を推進するため先導的な事例となる木製サッシを導入することを通じて、設計、調達、施工時等における木材製品の利用に関する課題の抽出、改善策の提案などを行っていただきます。

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