群馬県:令和6年度 ぐんま技術革新チャレンジ補助金/2次募集
2023年4月05日
群馬県では、中小企業の皆様の「新技術」や「新製品」の開発を支援するため、研究開発費の一部を補助する制度を設けています。
事業規模や実施条件等により異なる2つの補助金があります。
■原材料費
原材料及び副資材の購入に要する経費
補助事業実施期間内において、実際に使用するものに限ります。
機械装置等を自社製造する場合は、鋼材、部品、部材等を原材料費に計上してください。
■機械装置費・工具器具費
機械装置や工具器具の購入、改良、借用及びこれらに付随する据付、試験運転等に要する経費
本区分のみの交付申請はできません。また、交付申請額総額の2分の1を限度とします。
当該補助事業で取得した機械装置等は、社内の通常の製品製造・検査・測定など、補助事業以外の目的に用いることはできません。
■委託費
・外注加工費
外注加工に要する経費
図面・仕様書を提示して製作してもらうものが対象です。
課題解決の主要な部分が外注加工の委託先のノウハウに依ると判断された場合は、補助対象外です。
原材料の調達も含めて外注する場合は、これらに要する経費も外注加工費に含めて計上してください。
・外部協力費
大学や公設試験研究機関等との共同研究に要する経費、外部からの各種専門家(技術士、民間企業の技術者等)の指導受入に要する経費
大学への「寄付金」は、補助対象外です。
・市場調査費
市場ニーズを捉えるために要する経費
・システム開発費
デジタル技術の利活用やシステム開発に要する経費
・クラウドファンディング導入経費
クラウドファンディングプロジェクト(購入型)開始のために要する経費
クラウドファンディングの仕組みにおいて、本補助金では「購入型」の種類を対象とします。
(補助対象経費の例):募集に必要なPR映像、写真、文章等の製作費用等
クラウドファンディングのプロジェクトが成立した際、クラウドファンディング事業者へ支払うサービス手数料は補助対象外です。
クラウドファンディングのプロジェクトを実施し、補助対象期間内に導入経費の支払いが完了していることが必要です。
■システム開発費(自社でシステム開発を行う場合)
自社でのシステム開発(ソフトウェア制作)に要する人件費
補助対象人件費=人件費単価×直接作業時間
人件費単価=雇用契約書等で規定の基本賃金より時給を換算(基本賃金÷規定の労働時間)
人件費単価については、雇用契約書のほか、以下の書類を参考として算出することも可としますが、申請時の算出方法と実績確定時の算出方法は同一の方法しか認められません。
労働条件通知書
源泉徴収票 など
■クラウドサービス利用費
クラウドサービスの利用に関する経費
補助事業のために利用するクラウドサービスやWebプラットフォームの利用費であって、他事業と共有する場合は補助対象外です。
例:サーバの領域を借りる費用(サーバの物理的なディスク内のエリアを借入、リースを行う費用)、サーバ上のサービスを利用する費用等。
サーバ等の購入費・サーバ自体のレンタル費等は補助対象外です。
■知財出願費
研究開発成果の知財出願(国内・海外)等に要する弁理士費用
交付申請額は20万円を限度とします。
特許出願料や審査請求料及び特許登録料は対象外です。
■その他経費
上記のほか、市町村長及び知事が特に必要と認める経費
■補助対象外経費
以下の経費(例示)は、補助対象となりません。
交付決定日より前に契約(発注)や支出を行った経費
事業完了日までに支払が完了しなかった経費
取引に係る消費税及び地方消費税
研究開発にかかる人件費(自社でのシステム開発(ソフトウェア制作)に係る人件費は対象)、旅費交通費、会議費、送料
パソコン、プリンタ、サーバ等購入、サーバ自体のレンタルなど汎用性のあるもの
文房具などの事務用品等の消耗品代、書籍代
開発技術・製品の販路拡大のために要する経費(例:ホームページやチラシ、パンフレット類の作成費、展示会出展費用、新聞・テレビ等による広告費等(クラウドファンディング導入経費に該当するものは除く))
クラウドファンディング事業者へ支払うクラウドファンディング手数料
補助対象経費であっても、関係会社へ発注するもの
・補助率 補助対象経費の2分の1 (小規模事業者は5分の4)
・補助限度額 1件あたり500万円まで・1件あたり80万円まで
中小企業者が自ら行う、ものづくりやサービス等に係る新技術・新製品の開発や地域特色を生かした新製品開発。
なお、開発する新技術・新製品自体、または、その製造プロセスにデジタル技術を導入・活用しているものや、デジタル技術によりビジネスモデルを変革し(DX化)、新たな事業展開を図ろうとするものには、審査の際に加点評価を行います。
■補助対象外事業
以下の事業は、補助対象となりません。
事業内容そのものの全部又は大部分を外注又は委託する場合
企画・開発の内容が、既に他において完成されたものと同一とみなされる場合や、既存技術・製品の軽微な改良である場合
申請者自身の企画・開発とみなされない場合や、第三者から発注を受けて企画・開発を行う場合
開発段階を終えて、スケールアップ又は量産化段階に達している場合
既存アプリケーションやソフトウェア、機械・器具等の自社への導入を主な目的とした申請と見なされる場合
同一または類似の事業について、国、市町村、財団法人等が実施する他の助成制度(補助金、委託費等)を活用して開発を行っている事業
公序良俗に反する事業
2024/06/01
2024/07/31
「2次募集 実施市町村一覧(https://www.pref.gunma.jp/site/hojokin/649550.html)」に主たる事業所を有する中小企業者
本社が該当市町村内になくとも、開発実施拠点が該当市町村に所在していれば対象となります。
中小企業者であるかどうかについては、業種ごとに資本金と従業員の二つの基準があり、公募ページ内【表1】のいずれか一方を満たせば、中小企業者として、本事業の対象となります。また、個人事業者の方や【表2】に掲げた組合等も中小企業者に該当し、本事業の対象となります。
中小企業者の役員等が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団、暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者でないことが条件となります。
ただし、以下の中小企業者(みなし大企業)は、補助対象者から除きます。
発行済株式の総数又は出資価額の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業者
発行済株式の総数又は出資価額の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業者
大企業の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業者
要綱・様式は公募ページからダウンロードできます。
■募集期間
令和6年6月から7月
※市町村により募集期間が異なりますので、詳しくは該当市町村のホームページ等をご確認ください。
※提出書類に不備がある場合は受理できませんので、余裕をもってご提出ください。
■申請方法
所定の申請書(該当市町村または本ページ下部からダウンロード)に必要事項を記入し、添付書類を添えて、下記の4種類の方法からお好きな申請方法を選択し、期限内までにご提出ください。
(1)Jグランツ(電子申請システム)
以下の経済産業省の電子申請システム「Jグランツ」のWebページに掲載の
「【群馬県】令和6年度 ぐんま技術革新チャレンジ補助金」の項目を選択し、提出してください。
Jグランツ<外部リンク> URL:https://www.jgrants-portal.go.jp/
※電子申請による提出の場合は、GビズID「gBizIDプライム」の取得が必要となります。
「GビズID」の詳細については、以下のWebページをご覧ください。
Gビズ<外部リンク> URL:https://gbiz-id.go.jp/
※当該IDは申請から取得までに2~3週間を要しますので余裕をもってご準備願います。
(2)電子メール
電子メールによる提出を希望される場合は、該当市町村の指示に従ってご対応ください。
(3)郵送
次項「6実施市町村一覧(申請・問い合わせ先)」記載の宛先に、県への書類も合わせて申請書類一式をご郵送ください。
(4)持参
各市町村担当窓口へご持参ください。
産業経済部地域企業支援課ものづくりイノベーション室 技術開発係 〒371-8570前橋市大手町1-1-1 Tel:027-226-3352
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