全国:月・小惑星等の宇宙資源活用に向けた技術

上限金額・助成額750000万円
経費補助率 100%

月面や小惑星、彗星に存在する水資源や鉱物資源等の獲得は、今後の人類の宇宙空間での活動における大きなコスト低減効果等を与え、宇宙機等の継続的な利用にもつながるとともに、地球上での希少性から高い商業的ニーズも見込まれており、産業創出を見込んだスタートアップ企業が多数立ち上がるなど世界的に注目が集まっています。また、官民による持続的な月面探査活動の進展を見据え、月面サンプルリターンに係る要素技術の獲得・促進も求められています。
他方、近年、天体の地球衝突のリスクへの対応の必要性が世界的に認識され、プラネタリーディフェンスとして国際的な活動に発展しています。さらに国際的な動向として、今後、衝突の恐れがある未知の小惑星等の多数の発見が見込まれることから、衝突予測や回避の方法を探るために、小惑星等への高頻度な接近及びその場での特性分析を可能にする技術の開発が期待されています。
このような背景の下、我が国はこれまで小惑星探査機「はやぶさ」による世界初の小惑星への軟着陸・サンプルリターンの成功や、効率的な探査を可能とする超小型探査機技術の研究開発の積み重ねといった、他国にはない小惑星探査におけるアドバンテージを持っています。しかしその一方で、我が国は、米国、中国等が既に有する、月面サンプルリターンに必要な技術の獲得には至っていません。
以上を踏まえ、本テーマでは、我が国の特色ある先端技術を、非宇宙分野を含む産業界等との連携を通じて発展させ、(A)資源的利用価値が高い、または地球衝突リスクが高いなど任意の小惑星等への高頻度の即応的接近・採掘等を可能とする革新的な技術開発・実証、及び(B)月面サンプルリターンに必要な要素技術の開発を行うことで、宇宙資源産業への早期参入を促進し、国際的な競争上の優位性の獲得を目指します。

【補助率詳細】
支援規模(支援件数)
支援総額:95 億円
(A)任意の小惑星等への高頻度の即応的接近・採掘等を可能とする革新的な技術開発・実証 1件あたり 75 億円(間接経費を含む)(打上げ・宇宙実証費用を含む)を上限とし、1~2件程度を採択します。
(B)月面サンプルリターンに必要な要素技術の開発 1件あたり 20 億円(間接経費を含む)(打上げ・宇宙実証費用を含まない)を上限とし、1件程度を採択します。
補助率は、基本方針に基づき、支援の類型Cでは、大企業か中小企業・スタートアップ等かによらず1分の1とします。支援の類型Bでは、大企業において4分の3、中小企業・スタートアップ等において1分の1とします。
【対象経費】
Ⅰ直接経費
①物品費(設備備品費、消耗品費)
②人件費・謝金(人件費、謝金)
③旅費(旅費)
④その他(外注費、印刷製本費、会議費、通信運搬費、光熱水量、その他(諸経費)、消費税相当額(委託費のみ))
Ⅱ間接経費
Ⅲ再委託費・共同実施費


宇宙航空研究開発機構(JAXA)
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
技術開発テーマの目標
(A)任意の小惑星等への高頻度の即応的接近・採掘等を可能とする革新的な技術開発・実証
(B)月面サンプルリターンに必要な要素技術の開発

2026/06/12
2026/08/06
提案要件
実施機関は、以下の1~7の全ての要件を満たすことが必要です。
なお、複数の機関が連携して提案する場合、全ての実施機関が以下の1~7の全ての要件を満たすことが必要です。
1 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)の「機関の登録」、また「研究者の登録」がなされていること。
2 国内に研究開発拠点を有し、日本の法律に基づく法人格を有している民間企業、大学、国立研究開発法人等9であること。また、研究代表者及び研究分担者は日本の居住者10であること。
※提案時点で特定の機関に所属していない、又は海外の機関に所属している研究者等であっても、採択された場合に日本国内の機関に所属して技術開発を実施する体制を整えることが可能であることを具体的に提案に明記した場合に限り、研究代表者又は研究分担者として提案することができます。ただし、補助金交付決定日までに提案に明記した体制を整えられない等、要件を備えていない場合、原則として、採択は取り消しとなります。
3 技術開発課題実施体制に必要となる組織、人員等(技術開発を実施する者のみならず、契約・会計などの資金管理業務を担う者や事務管理の業務を担う者なども含めて、滞りなく技術開発を実施できる体制)を有していること。
4 技術開発課題を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金及び設備等の十分な管理能力を有していること。
5 複数の機関が連携して提案する場合は、各機関間の責任と役割が明確化されていること。
6 提案書類の提出期限の日から採択決定までの期間に、総務省、文部科学省、経済産業省及び JAXA から補助金交付等停止措置又は指名停止措置等の措置が講じられている者ではないこと。
7 次の各号のいずれにも該当しないこと
a. 実施機関の役員等(個人である場合はその者、法人である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき。
b. 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき。
c. 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき。
d. 役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなどしているとき。
e. 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき。

公募開始        2026年6月12日
公募締切        2026年8月6日(正午)
一次審査(書面)    2026年8月中旬から9月中旬
二次審査(ヒアリング) 2026年10月上旬から11月上旬
審査結果        2026年12月頃

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙戦略基金事業部 公募担当 電子メールアドレス:SSF-contact@jaxa.jp 「3.(2)4打上げ実証について、5周波数調整について」に記載されている打上げ実証に係る相談等は以下の窓口まで連絡してください。 <円滑な打上げ・軌道上実証のための相談窓口>並びに<電波法等の関連法令対応に関する窓口> Space BD 株式会社 -電子メールアドレス:SSF-launch@space-bd.com

月面や小惑星、彗星に存在する水資源や鉱物資源等の獲得は、今後の人類の宇宙空間での活動における大きなコスト低減効果等を与え、宇宙機等の継続的な利用にもつながるとともに、地球上での希少性から高い商業的ニーズも見込まれており、産業創出を見込んだスタートアップ企業が多数立ち上がるなど世界的に注目が集まっています。また、官民による持続的な月面探査活動の進展を見据え、月面サンプルリターンに係る要素技術の獲得・促進も求められています。
他方、近年、天体の地球衝突のリスクへの対応の必要性が世界的に認識され、プラネタリーディフェンスとして国際的な活動に発展しています。さらに国際的な動向として、今後、衝突の恐れがある未知の小惑星等の多数の発見が見込まれることから、衝突予測や回避の方法を探るために、小惑星等への高頻度な接近及びその場での特性分析を可能にする技術の開発が期待されています。
このような背景の下、我が国はこれまで小惑星探査機「はやぶさ」による世界初の小惑星への軟着陸・サンプルリターンの成功や、効率的な探査を可能とする超小型探査機技術の研究開発の積み重ねといった、他国にはない小惑星探査におけるアドバンテージを持っています。しかしその一方で、我が国は、米国、中国等が既に有する、月面サンプルリターンに必要な技術の獲得には至っていません。
以上を踏まえ、本テーマでは、我が国の特色ある先端技術を、非宇宙分野を含む産業界等との連携を通じて発展させ、(A)資源的利用価値が高い、または地球衝突リスクが高いなど任意の小惑星等への高頻度の即応的接近・採掘等を可能とする革新的な技術開発・実証、及び(B)月面サンプルリターンに必要な要素技術の開発を行うことで、宇宙資源産業への早期参入を促進し、国際的な競争上の優位性の獲得を目指します。

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