「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/総合調査研究/国内水素輸送シミュレーションモデル導入に向けた調査研究」

上限金額・助成額※公募要領を確認
経費補助率 0%


国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
研究開発項目Ⅴ 総合調査研究(イ)水素製造・輸送・貯蔵・利用等に関する調査研究
「国内水素輸送シミュレーションモデル導入に向けた調査研究」

以下に具体的な調査内容を記載する。(詳細は仕様書及び仕様書別紙参照)
(1)国内水素輸送シミュレーションモデルの構築
2024年度の基礎調査の成果を元に、将来の日本国内の任意の地点における水素サプライチェーンの評価分
析を行うことができる数値シミュレーションモデルを構築する。当該数値シミュレーションモデルは水素供給側(国
内製造水素若しくは海外輸入水素)、水素輸送(トレーラーや船舶などの水素輸送インフラ)、水素需要側
(水素の最終消費地点)、以上の3つの領域のデータセットから構成し、地域毎/セクター・セグメント毎の輸
送供給コストや国内サプライチェーン構築に必要なインフラ数量等を計算できるものとする。

(2)シミュレーションモデル運用環境の整備構築
構築するシミュレーションモデルを用い、広く一般ユーザに活用して頂くことを想定したシミュレータ運用環境の整
備構築を実施する。運用環境は、シミュレーションモデル運用にかかるITシステムの準備のみに限らず、ユーザー
マニュアルの作成や将来の保守運用ガイドラインや組織体制の検討なども含むものとする。

(3)試験運用の実施
(1)~(2)にて得られた成果を元に、将来における運用をより確実なものとするために、国内水素輸送シミュ
レーションモデルの試験運用を実施する。

2025/05/15
2025/05/29
【応募要件】
応募資格のある法人は、次の(1)~(3)までの全ての条件を満たすことのできる、単独又は複数で受託を希望する企業・大学等とします。なお、国立研究開発法人が応募する場合、国立研究開発法人から民間企業への再委託又は共同実施(再委託先又は共同実施先へ資金の流れがないものを除く。)は、原則認めておりませんのでご留意ください。
(1)当該技術又は関連技術の調査実績を有し、かつ、調査目標達成及び調査計画遂行に必要となる組織、人員等を有していること。
(2)委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金及び設備等の十分な管理能力を有し、かつ、情報管理体制等を有していること。
(3)NEDO が事業を推進する上で必要とする措置を、委託契約に基づき適切に遂行できる体制を有していること。

2025 年 5 月 29 日:公募締切
2025 年 6 月上旬(予定):採択先決定
2025 年 6 月中旬(予定):ウェブサイトに公表
2025 年 7 月上旬(予定):契約締結

水素・アンモニア部 大規模水素利用ユニット 水素SCチーム担当者:鈴木、山上、深澤、幾竹E-MAIL:suiso_sc #ml.nedo.go.jp(#を@に変えてください)

運営からのお知らせ