■補助金額について
① 木造住宅
耐震診断に要した費用の11分の10で一戸あたり50,000円が限度となります。
〇ケース1 戸建木造住宅で耐震診断費が55,000円だった場合:診断費用の11分の10は50,000円であり限度額以下ですので補助金額は50,000円
〇ケース2 戸建木造住宅で耐震診断費が60,000円だった場合:診断費用の11分の10は54,000円であり上限を超えているため、補助金額は50,000円
② 住宅(木造以外)
耐震診断に要した費用の2分の1で一戸あたり25,000円が上限となります。
また賃貸共同住宅で戸数が40戸を超える場合は上限が1,000,000円、分譲共同住宅で戸数が50戸を超える場合は上限が1,250,000円となります。
〇ケース1 戸建住宅(木造以外)で耐震診断費が60,000円だった場合:診断費用の半額は30,000円ですが上限を超えているため、補助金額は25,000円
〇ケース2 戸建住宅(木造以外)で耐震診断費が40,000円だった場合:診断費用の半額は20,000円であり上限未満ですので、補助金額は20,000円
〇ケース3 共同住宅(賃貸)で戸数が30戸、耐震診断費が1,600,000円だった場合:
診断費用の半額は800,000円ですが、一戸あたり25,000円が上限であるため、25,000円×30戸=750,000円
〇ケース3-1共同住宅(分譲)で戸数が30戸、耐震診断費が1,600,000円だった場合:
診断費用の半額は800,000円ですが、一戸あたり25,000円が上限であるため、25,000円×30戸=750,000円
〇ケース4 共同住宅(賃貸)で戸数が100戸、耐震診断費が4,000,000円だった場合:
診断費用の半額は2,000,000円ですが、戸数が40戸を超えており上限は1,000,000円となるので、1,000,000円
〇ケース4-1 共同住宅(分譲)で戸数が100戸、耐震診断費が4,000,000円だった場合:
診断費用の半額は2,000,000円ですが、戸数が40戸を超えており上限は1,000,000円となるので、1,000,000円が補助金額となりますが、用途が分譲共同住宅となりますので、大阪府の補助金(大阪府震災対策推進事業補助金)が上乗せ(250,000円)され、1,250,000円が補助金額となります。
※なお、大阪府の予算の範囲内に限る。
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