全国:経済安全保障重要技術育成プログラム/ 航空安全等に資する小型無人機の飛行経路の風況観測技術

上限金額・助成額※公募要領を確認
経費補助率 0%

2023/03/16追記:【期間延長】提案書類の提案期限を2023年3月23日(木)正午まで延長致しました。既に提出済みであっても期間内に再提出することができます。
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経済安全保障の確保・強化の観点から、我が国が支援対象とすべき重要技術の研究開発を進めることとしている「経済安全保障重要技術育成プログラム」の一環として、NEDOは「航空安全等に資する小型無人機の飛行経路の風況観測技術」の開発を実施します。
本事業では、レーダーやカメラ等の現行のセンシング技術では現状、観測ができていない低高度の空域を対象に、ドップラー・ライダーを活用した有人・無人航空機の安全な運航を確保するための風況観測技術の確立を目指します。

研究開発にかかる費用


国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
大企業,中堅企業,中小企業者
【研究開発項目①「空間分解能高度化技術」】 複数の周波数の信号を送信する手法であるFMCW(周波数変調連続波: Frequency Modulated Continuous Wave)方式を周波数の高いレーザーに応用し、ドップラー・ライダーの高度化を図り、併せて、照射した複数の周波数のレーザーから、適切かつ高速に反射光を解析するアルゴリズム、風況を可視化するソフトウェアを開発します。
具体的研究内容 ・高空間分解能化アルゴリズム・ソフトウェア基礎設計
【研究開発項目②「航空機搭載向けドップラー・ライダー開発」】 航空機が進行方向に存在する乱流をいち早く検知し、自律的に安全な飛行経路を確保するためには、乱流等を検出できるライダーを航空機本体に搭載することが有効です。航空機に搭載するため、航空機自身が作る振動や風雨にさらされる環境にも耐えられるドップラー・ライダーの開発を実施します。
具体的研究内容 ・リアルタイム信号処理補正技術 ・航空機搭載向け耐振動・耐候性ドップラー・ライダーの設計 ・精度検証
【研究開発項目③「障害物など物体の精密検知技術」】 ドローン等が飛行する地上150m付近では、地面や建物など障害物が多く、不要な反射が多いため電波での物体の検知は困難です。障害物が多い場所においても正確に物体を捕捉するために、指向性が高く不要な反射が全くないレーザーを様々な物体に照射し、物体ごとの固有の信号形状や反射強度の特徴を学習させ、物体の識別を行うアルゴリズムを開発します。
具体的研究内容 ・物体検知アルゴリズム基礎設計

2023/02/10
2023/03/23
応募資格のある法人は、次の(1)~(7)までの条件、運用・評価指針及び研究開発構想に示された条件を満たす、単独又は複数で受託を希望する企業等とします。
(1) 当該技術又は関連技術の研究開発の実績を有し、かつ、研究開発目標達成及び研究計画遂行に必要となる組織、人員等を有していること。 (2) 委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金及び設備等の十分な管理能力を有し、かつ、安全管理措置が十分とられていること。 (3) NEDOがプロジェクトを推進する上で必要とする措置を、委託契約に基づき適切に遂行できる体制を有していること。 (4) 企業等がプロジェクトに応募する場合は、当該プロジェクトの研究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有していること。 (5) 研究組合、公益法人等が応募する場合は、参画する各企業等が当該プロジェクトの研究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有するとともに、応募する研究組合等とそこに参画する企業等の責任と役割が明確化されていること。 (6) 複数の企業等が共同してプロジェクトに応募する場合は、実用化・事業化に向けた各企業等間の責任と役割が明確化されていること。 (7) 国内に研究開発拠点を有し、日本の法律に基づく法人格が付された企業等であること。また、研究開発責任者は日本の居住者であること。(ここで言う居住者とは、外国為替及び外国貿易法(昭和24年法律第228号)(以下「外為法」という。)の居住者(特定類型該当者を除く)であること。)

要綱・様式は公募ページからダウンロードできます。
【提出方法】
Web入力フォームから、必要情報の入力と提出書類のアップロードをしてください。
※府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等を登録する必要があります。

ロボット・AI部 モビリティグループ 担当者:関澤、小林、原、山名、吉田 E-MAIL:kprj_lidar@nedo.go.jp

2023/03/16追記:【期間延長】提案書類の提案期限を2023年3月23日(木)正午まで延長致しました。既に提出済みであっても期間内に再提出することができます。
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経済安全保障の確保・強化の観点から、我が国が支援対象とすべき重要技術の研究開発を進めることとしている「経済安全保障重要技術育成プログラム」の一環として、NEDOは「航空安全等に資する小型無人機の飛行経路の風況観測技術」の開発を実施します。
本事業では、レーダーやカメラ等の現行のセンシング技術では現状、観測ができていない低高度の空域を対象に、ドップラー・ライダーを活用した有人・無人航空機の安全な運航を確保するための風況観測技術の確立を目指します。

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