全国:特定研究助成金(萌芽研究助成金)
本特定研究助成金は、「食の未来と人間社会」を特定研究課題に指定し、人文社会科学と自然科学の文理協働による優れた研究を助成することで、“食”の視点から持続可能な未来社会に貢献することを目的として2025年度に新たに設置しました。
日本は人口減少社会に入りつつある一方で、世界の人口は増え続け、食糧需要は拡大しています。
さらに、気候変動や緊張する国際情勢は食糧の確保をより難しくしつつあり、食糧安全保障の視点が重視されるようになりました。
そこで、本特定研究助成では、SDGsの各項目に幅広く関連する「食」の問題を取り上げ、未来の食を支えるさまざまな食糧生産技術や食糧確保のための手段、生産・流通・消費・廃棄に関わる新しい持続可能なフードシステム、またそれらの社会的・文化的・倫理的な意義に関わる研究で、未来の食と人間社会はどのような方向を目指して行くのかを示すことのできる文理協働の学術研究を助成します。現在の課題解決に限らず、「未来」のあり方を示唆する研究を期待します。
採択件数:5件程度
■助成の対象となる費用
1)研究に直接必要な経費とします。
なお、研究機関又は研究室全体の間接経費・一般管理費(オーバーヘッド)は原則として本特定助成金の対象外とします。
2)他の研究機関・組織に転任する場合は、本人に対する研究助成金として新たな研究機関・組織に移し換えを行うこととします。
■助成の対象とならない研究
1)営利目的、又は営利につながる可能性の大きい研究
2)他の機関からの委託研究
3)実質的に完了している研究
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
「食の未来と人間社会」に関わる文理協働の学術研究
・人文社会科学及び自然科学各1名以上を含む最大3名までの共同研究
・これまでの研究実績に捉われず、研究の新規性を重視し、探索的、挑戦的な性質の強い研究の試み
2025/11/04
2025/12/23
■応募資格
1)各助成金の応募は代表研究者が行ってください。 代表研究者は、人文社会科学及び自然科学の両分野の複数の研究者が共通の課題について行う共同研究を統括し、計画の推進や取りまとめ等に責任を持つ者とします。
2)代表研究者は国内の大学、研究機関に所属することとし、大学院博士後期課程在籍者(及びそれに相当する大学院学生)も代表研究者の対象としますが、大学院博士前期課程(修士課程)及び学士課程在籍者は対象外です。
3)共同研究者は国籍、所属(海外も可)を問いませんが、営利目的の企業や団体に所属している方は除きます。
4)「創成研究助成金」では、原則として、分担研究費が100万円以上の共同研究者が1名以上必要です。
■応募に関する留意点
1)同一の研究課題で当財団の同年度の「学術研究奨励金」に応募することは出来ません。
2)代表研究者及び共同研究者が、当財団の同年度の「学術研究奨励金」を重複して受けることは出来ません。
3)代表研究者及び共同研究者が、「特定研究助成金」の他の研究課題の共同研究者に加わることはできません。また、「学術研究奨励金」の共同研究者に加わることもできません。
4)同一又は類似申請研究課題で、他の民間助成財団の助成が決定している方は応募できません。
5)公的助成(科研費等)に係る大型研究プロジェクト(間接経費を除く助成総額2,000万円以上)の受領が決定(内定含む)した代表研究者は応募することが出来ません。
6)本助成金の採択通知前に、上記4)5)の条件に合致する公的及び民間助成を受けることが決まった場合は、その旨ご連絡いただき申請を取り下げていただきます。
■推薦者
代表研究者が所属する組織(研究室、部署など)の長、または上位職者の推薦を必要とします。また、推薦者一人につき複数の推薦を可とします。
■応募方法
当財団ホームページ(https//:www.mishima-kaiun.or.jp)の Web システム(研究助成申請システム)で応募してください。
Webシステムは2025年11月4日よりアクセス可能になります。
なお、応募方法の詳細はホームページの「応募手順」をご確認ください。
公益財団法人三島海雲記念財団 事務局 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-6-10 ジラッファビル TEL:03-5422-9898 E-mail:tokutei@mishima-kaiun.or.jp
本特定研究助成金は、「食の未来と人間社会」を特定研究課題に指定し、人文社会科学と自然科学の文理協働による優れた研究を助成することで、“食”の視点から持続可能な未来社会に貢献することを目的として2025年度に新たに設置しました。
日本は人口減少社会に入りつつある一方で、世界の人口は増え続け、食糧需要は拡大しています。
さらに、気候変動や緊張する国際情勢は食糧の確保をより難しくしつつあり、食糧安全保障の視点が重視されるようになりました。
そこで、本特定研究助成では、SDGsの各項目に幅広く関連する「食」の問題を取り上げ、未来の食を支えるさまざまな食糧生産技術や食糧確保のための手段、生産・流通・消費・廃棄に関わる新しい持続可能なフードシステム、またそれらの社会的・文化的・倫理的な意義に関わる研究で、未来の食と人間社会はどのような方向を目指して行くのかを示すことのできる文理協働の学術研究を助成します。現在の課題解決に限らず、「未来」のあり方を示唆する研究を期待します。
採択件数:5件程度
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