全国:ライフサイエンスデータベース統合推進事業「統合化推進プログラム」
2025年12月22日
ライフサイエンスデータベース統合推進事業「統合化推進プログラム」(以下、「本プログラム」といいます)は、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース(統合データベース)開発を目的としたプログラムです。具体的な研究開発は、研究データの収集・整理、標準化・公開・共有・品質管理、運用等で、他のデータベースとの連携・統合化や、収録データを円滑に利用するために必要なインターフェース・ツールの開発等も含みます。本プログラムは、これらの研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与及び国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指します。
対象経費 研究開発期間: 2026年4月から2029年3月までの3年以内
1年あたりの研究費: 1研究開発課題(1研究チーム)あたり1,000万円程度(直接経費)
採択予定課題数: 3課題程度
・選考の過程で、設定した研究費の妥当性を査定します。
・研究開発提案の状況、予算により変動します。
・実際の研究開発期間、研究費は、研究開発計画の精査・承認により決定します。
・課題選定の状況によって、研究開発開始時期が予定より遅れる場合があります。
・研究開発の進捗状況等を踏まえ、研究開発期間中に研究費を調整する場合があります。。
・委託研究契約に基づき、研究機関に対して上記研究費(直接経費)とは別に、原則として直接経費の30%の間接経費を支払います。
対象企業 大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
補助対象事業 ■本公募で対象とする研究開発提案
本プログラムでは、ライフサイエンス分野において国際基準の獲得を目指すデータベースや利用者ニーズを充足するデータベースに関する研究開発を支援対象とします。搭載するデータは、高品質かつ高い網羅性を重視し、成果については迅速な共有と利用者拡大を求めます。
本プログラムには「育成型」と「本格型」の2つの公募区分がありますが、今回の公募では、前回の公募に引き続き「育成型」のみを募集します。
【育成型】新たなデータベースの構築を目指す萌芽的な研究開発
技術動向や研究ニーズへの対応を目指し、未整備分野の萌芽的な統合データベースの構築や、斬新な切り口によるデータ統合など、独創的な発想に基づいた知識発見・課題解決の支援に資する先駆的なデータベースを研究開発する提案を募集します。新たにデータベースを構築しようとしている、既にデータベースを構築しているが未公開の状態にある、データベースを公開していて将来的に国際的な地位確立を目指している場合などを対象とします。いずれは国際基準のデータ基盤へ発展していくことを期待しています。
公募開始日 2025/12/15
公募終了日 2026/01/27
主な要件 a. 研究代表者となる研究提案者自らが、国内の研究機関に所属して当該研究機関で研究開発を実施する体制が取れること。
※ 以下の方も研究代表者として応募できます。
・国内の研究機関に所属する外国籍研究者。
・現在、特定の研究機関に所属していない、もしくは海外の研究機関に所属している研究者で、研究代表者として採択された場合、日本国内の研究機関に所属して研究を実施する体制を取ることが可能な研究者(国籍は問いません)。
※ 民間企業等の大学等以外の研究機関に所属されている方も対象となります。
b. 本プログラムによる研究開発期間を通じ、研究チームの責任者として研究開発課題全体の責務を負うことができる研究者であること(詳細は「3.5 研究代表者及び研究分担者の責務等」(33ページ)を参照してください)。
c. 所属研究機関において研究倫理教育に関するプログラムを予め修了していること。又は、JSTが提供する教育プログラムを応募締切までに修了していること。 ※ 詳細は、「4.2 研究倫理教育に関するプログラムの受講・修了について」(41ページ)を参照してください。
d. 応募にあたって、以下の5点を誓約できること(e-Radの応募情報入力画面で確認をしていただきます)。
1) 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(平成26年8月26日文部科学大臣決定)」の内容を理解し、遵守すること。 2https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/1351568.htm
2) 「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(平成19年2月15 日文部科学大臣決定/令和3年2月1日改正)」の内容を理解し、遵守すること。 https://www.mext.go.jp/a_menu/kansa/houkoku/1343904_21.htm
3) 研究開発提案が採択された場合、研究参加者(研究代表者、研究分担者、研究に従事する研究員、技術員、研究補助員、学生等)は、研究開発活動の不正行為(捏造、改ざん及び盗用)ならびに研究費の不正使用を行わないこと。
4) 研究開発提案書に記載している過去の研究開発成果において、研究開発活動の不正行為が行われていないこと。
5) 研究資金や兼業等に関する情報の他、寄付金等に関する情報、資金以外の施設・設備等による支援に関する情報を含む、自身が関与する全ての研究開発活動に係る透明性確保のために必要な情報を所属研究機関の取扱いに基づき所属研究機関に適切に共有すること。また、外国為替及び外国貿易法(昭和24 年法律第228 号)に基づき規制されている技術の取扱いを予定している場合には、当該法律や所属研究機関の規程等を踏まえ、その対処方法を十分に確認した上で研究開発提案書を提出すること。
e. 本プログラムの研究総括と次のような利害関係がある方は応募できません(e-Rad の応募情報入力画面で確認をしていただきます)。
1) 研究総括と親族関係にある。
2) 研究総括と大学、国立研究開発法人等の研究機関において同一の研究室等の最小単位組織に所属している。あるいは、同一の企業に所属している。
3) 現在、研究総括と緊密な共同研究を行っている。又は過去 3 年以内に緊密な共同研究を行ったことがある (緊密な共同研究の有無は、例えば、共同プロジェクトの遂行、研究開発課題の中での研究分担者あるいは共著研究論文の執筆等、それぞれの内容から判断します。不明な点があればお問い合わせください) 。
f. 本プログラムの研究総括、研究アドバイザーは、研究代表者として応募できない他、研究分担者、それ以外の研究参加者としても参画できません。
g. 現在、本プログラムで支援中の研究開発課題(2025年度に終了する課題を除く)において研究代表者となっている場合は本公募に応募できません。なお、研究分担者、研究参加者として参画することは可能です。
h. 本公募で研究代表者として応募又は研究分担者あるいはその他の研究参加者として参画し、かつ、本公募における他の研究開発提案において研究分担者又はそれ以外の研究参加者として参22 画し、その両方が採択候補となった場合は、研究内容や規模等を勘案した上で、研究費の減額や、自身がどの研究を実施するかを選択いただく等の調整を行うことがあります。
i. 現在、本プログラムで支援中の研究開発課題(2025年度に終了する課題を除く)において研究分担者又はそれ以外の研究参加者の立場にある方が、今回新たに研究代表者又は研究分担者あるいはその他の研究参加者として応募し、採択候補となった際は、上記と同様の調整を行う場合があります。
手続きの流れ ■公募スケジュール
公募期間:2025年12月15日(月)~2026年1月27日(火)12時<厳守>
募集説明会:2025年12月26日(金)14:00~15:00(オンライン開催、詳細は下記募集説明会の項をご参照ください)
書類選考結果の通知:2026年3月2日(月)までに通知予定
面接選考会:2026年3月6日(金)
選定課題の通知・発表:2026年3月下旬以降予定
研究開発開始:2026年4月予定
■応募方法
応募に当たっては、公募要領、研究開発提案書様式等をよくご確認ください。
研究開発提案の応募は、必ずe-Rad(http://www.e-rad.go.jp/)から行ってください。
■募集説明会
次のとおり開催します。
日時:2025年12月26日(金)14:00~15:00
形式:Zoomによるオンライン開催
参加登録:下記参加登録サイトから事前登録をお願いします。(締切:12月26日 (金)午前0時)
参加登録:https://form2.jst.go.jp/s/2026-boshusetsumeikai-regist_01
問い合わせ先 JST 情報基盤事業部 NBDC事業推進室 公募担当 E-mail:nbdc-funding[at]jst.go.jp ※ [at]を @ にかえてください。 Tel:03-5214-8491 ※緊急時以外メールにて問い合わせ願います。 受付時間:10:00~12:00/13:00~17:00(平日) ※土・日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
ライフサイエンスデータベース統合推進事業「統合化推進プログラム」(以下、「本プログラム」といいます)は、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース(統合データベース)開発を目的としたプログラムです。具体的な研究開発は、研究データの収集・整理、標準化・公開・共有・品質管理、運用等で、他のデータベースとの連携・統合化や、収録データを円滑に利用するために必要なインターフェース・ツールの開発等も含みます。本プログラムは、これらの研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与及び国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指します。
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