全国:令和7年度 果樹労働生産性向上等対策事業(果樹経営支援対策事業)

上限金額・助成額※公募要領を確認
経費補助率 50%

産地の担い手が行う優良品目・品種への改植、小規模園地整備など果樹経営の基盤を強化する取組および優良品目・品種への改植等を実施した後、十分な収穫が得られるまでの未収益期間の経費に助成しています。また、大苗育苗ほの設置に要する経費を補助します。
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産地構造を改革し競争力のある産地を構築するため、産地自らが産地の特性や意向を踏まえ、産地ごとに目指すべき具体的な担い手や生産体制などに関する姿を定めた「果樹産地構造改革計画」に基づいて、担い手等が行う優良品目・品種への転換、小規模園地整備、被害を防ぐために必要な設備(防風ネット等)の導入等経営基盤を強化する取組に要する経費を補助します。また、省力樹形への転換を短期間で実施するため、自園地を省力樹形等に一斉に改植し成園までの間は代替園地で営農を継続する取組や、省力樹形等の導入に向けて先進地や研究機関からの指導者派遣及び産地内での研修会の開催等の取組、大苗育成ほの設置に要する経費を補助します。

■補助額等
Ⅰ整備事業
1.改植・新植支援単価
①省力樹形 超高密植(トールスピンドル)栽培(りんご)73(71)万円/10a
 高密植低樹高(新わい化)栽培(りんご) 53(52)万円/10a
 根域制限栽培(みかん等のかんきつ類) 111(108)万円/10a
 根域制限栽培(ぶどう、なし、もも等) 100(99)万円/10a
 ジョイント栽培(なし、もも、すもも、かき等)33(32)万円/10a
 朝日ロンバス方式(りんご) 33(32)万円/10a
 V字ジョイント栽培(なし、りんご、もも等) 73(71)万円/10a
 省力的な植栽方法※補助率1/2以内(※整列的な配置等により効果を発揮するもので、省力樹形の要件の一部をみたすもの)
②慣行樹形等 みかん等のかんきつ類 23(21)万円/10a
 りんご等の主要果樹 17(15)万円/10a
 りんごのわい化栽培、加工用ぶどうの垣根栽培33(32)万円/10a

2.小規模園地整備等
 補助率:1/2以内

3.設備の導入支援
 補助率:1/2以内

4.放任園地の発生防止対策
 支援単価:みかん等のかんきつ類10万円/10a  りんご等の主要果樹8万円/10a
 その他の果樹は補助率1/2以内。

Ⅱ推進事業
1.省力的樹園地への⼀⻫改植支援
 56万円/10a (代替園地に対し、11.2万円/10a×成園までの5年分。初年度に一括交付)

2.技術的サポート支援
 補助率:定額


公益財団法人 中央果実協会
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
Ⅰ整備事業
1.改植・新植支援
 優良品目・品種への改植・新植を支援。※省力樹形等への改植・新植を優先的に支援。
2.小規模園地整備等
 園内道の整備、傾斜の緩和、土壌土層改良、用水・かん水設備の設置、排水路の整備等を支援。
3.設備の導入支援
 防風ネット(多目的防災網も含む)、防霜ファン、モノレール等の設置を支援。
4.放任園地の発生防止対策
 作業条件の悪い園地や、病害虫による被害等の温床となる荒廃園地等の解消・発生防止に向けた、産地内での合意形成に基づき行う伐採や植林等の取組を支援。

Ⅱ推進事業
1.省力的樹園地への⼀⻫改植支援
 まとまった面積での自園地の一斉改植を行うため、成園までの間、離農園地等の代替園地において営農を継続するための掛かり増し経費を支援。
2.技術的サポート支援
 地域計画の目標地図と連動した省力樹形等への転換を推進するため、先進地や研究機関からの指導者派遣及び産地内での省力樹形等の導入に向けた研修会開催に掛かる経費を支援。

2025/12/12
2025/12/25
■事業実施者
原則として都道府県法人とする。 ただし、都道府県法人が設立されていない都道府県にあっては、当該都道府県の区域を地区とする農業協同組合連合会その他事業実施主体が本事業を適切に実施する能力を有すると認める団体が事業実施者となることができる。

■補助対象
主要果樹:かんきつ類、りんご、なし、かき、ぶどう、もも、おうとう、びわ、くり、うめ、すもも、キウイフルーツ及びいちじくをいう
省力樹形:試験結果又は事例で、以下の(ア)又は(イ)の要件を満たすことが確認でき、かつ未収益となる期間の短縮が期待できる樹形をいい、高接とは、果樹の枝等に優良な品目又は品種の穂木を接ぐことをいう(本別紙において以下同じ。)。また、省力的な植栽方法とは、省力樹形の要件を一部満たすものをいう(整列的な配置等により効果を発揮する植栽方法等)。
(ア)10a当たり労働時間を慣行栽培と比較して10%以上縮減できる。
(イ)10a当たり収量を慣行栽培と比較して10%以上増加できる。

■補助要件
1.改植・新植支援
 面積要件:改植・新植面積が地続きで概ね2a以上

※農産局果樹・茶グループまでお問合せください。

■事業の流れ
国:定額 →全国団体:交付 →県法人等:定額、1/2 →果樹生産者等

農産局果樹・茶グループ(03-3502-5957)

産地の担い手が行う優良品目・品種への改植、小規模園地整備など果樹経営の基盤を強化する取組および優良品目・品種への改植等を実施した後、十分な収穫が得られるまでの未収益期間の経費に助成しています。また、大苗育苗ほの設置に要する経費を補助します。
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産地構造を改革し競争力のある産地を構築するため、産地自らが産地の特性や意向を踏まえ、産地ごとに目指すべき具体的な担い手や生産体制などに関する姿を定めた「果樹産地構造改革計画」に基づいて、担い手等が行う優良品目・品種への転換、小規模園地整備、被害を防ぐために必要な設備(防風ネット等)の導入等経営基盤を強化する取組に要する経費を補助します。また、省力樹形への転換を短期間で実施するため、自園地を省力樹形等に一斉に改植し成園までの間は代替園地で営農を継続する取組や、省力樹形等の導入に向けて先進地や研究機関からの指導者派遣及び産地内での研修会の開催等の取組、大苗育成ほの設置に要する経費を補助します。

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