全国:グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発

上限金額・助成額※公募要領を確認
経費補助率 50%

本事業では、「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、長期に渡り、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する「グリーンイノベーション基金事業」の一環として、NEDOは「CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に係る事業を実施しています。

廃プラ・廃ゴムからの化学品製造技術の開発(下記研究開発)に係る費用。
⑴混合プラから直接基礎化学品を製造する技術開発
⑵廃タイヤからのカーボンブラック再生技術開発


新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
廃プラ・廃ゴムからの化学品製造技術の開発を行うこと。
以下の二つの目標についてそれぞれ公募を行う。
① 2032 年までに、混合された廃プラスチックの分別をせず、直接基礎化学品(オレフィン、BTX 等の様々な化学品)を収率 60~80%で製造し、製造時に排出される CO2を 0.8 kg-CO2/kgオレフィン以下にする技術を確立。数千~数万トン/年スケールの実証で、現行ケミカルリサイクルプラスチックと比べて製造コスト 2 割減を目指す。
② 2032 年までに、廃タイヤよりリサイクルされる CB をバージン材と同等の品質で製造し、リサイクル品製造時に排出される CO2を 1 ㎏-CO2/kg-CB以下にする技術を実現。数千~1 万トン/年スケールの実証で、バージン材と同程度にタイヤ製造へ活用することを目指す。

2024/09/12
2024/10/28
次の(ⅰ)~(ⅳ)までの条件、「研究開発・社会実装計画」に示された条件を満たす、単独又は複数で受託・交付を希望する企業等とします。
i. 2050 年までのカーボンニュートラルの実現に向けて研究開発の成果を着実に社会実装へつなげられるよう、企業等の経営者(原則、代表取締役、代表執行役その他代表権を有する者)が長期的な経営課題として取り組むことへのコミットメントを明らかにした、長期的な事業戦略ビジョンを提出すること。
ii. プロジェクトの実施場所及びプロジェクト後の成果活用場所に国内を含むこと。我が国の産業競争力強化の観点から、我が国技術の国際競争力や海外における類似の研究開発動向を分析した上で、国内経済への波及効果が期待される場合には、海外の先端技術の取り込みや国際共同研究・実証を実施することは可能。
iii. プロジェクトの主たる実施者が、企業等、収益事業の担い手であること。
iv. NEDO が指定する情報管理体制を有していること。(委託事業のみ)

Web 入力フォームから、必要情報の入力と提出書類のアップロードを公募期間中に行ってください。

新エネルギー・産業技術総合開発機構 バイオ・材料部 担当者:田邊、小澤、坂下 Mail:gi_cr_plastic@nedo.go.jp

本事業では、「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、長期に渡り、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する「グリーンイノベーション基金事業」の一環として、NEDOは「CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に係る事業を実施しています。

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