全国:令和7年度 有害生物漁業被害防止総合対策事業
2024年2月10日
上限金額・助成額30112.8万円
経費補助率
0%
近年、我が国周辺海域に広域に出現するトド、ザラボヤ、大型クラゲ等の有害生物により、漁具の破損、食害による漁獲量の減少、作業の遅延、漁獲物の品質低下等、我が国漁業に甚大な被害が発生し、漁業者の経営に大きな影響を与えています。これらの有害生物による漁業被害対策をより効果的・効率的に進め、総合的に漁業被害を防止・軽減することにより、漁業経営の安定化を図ることを目的とします。
人件費、賃金、謝金、旅費、消耗品費、役務費、委託費、用船料、備品費、その他
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
本事業の対象とする有害生物は、トド、オットセイ、ナルトビエイ、ヨーロッパザラボヤ、大型クラゲ、キタミズクラゲとします。
(1)有害生物調査及び情報提供事業
(ア)有害生物漁業被害防止検討委員会
有害生物による漁業被害防止・軽減のための実施計画を策定するとともに、事業効果の検証。
(イ)有害生物出現実態・生態把握調査
被害対策に必要な出現実態、生態、回遊動向等の把握(トド、オットセイ、ナルトビエイ)のための調査。
(ウ)有害生物出現情報収集・解析及び情報提供
有害生物の出現情報を取りまとめ、漁業関係者に提供。
(2)有害生物被害軽減技術開発事業
(ア)トド追い払い等効果検証
効果的・効率的な追い払い手法や駆除手法の確立に向け、実証的取組。
(イ)トド等漁業被害防止技術開発
トドを対象とした強化刺し網の実証試験及び捕獲手法の開発。
(ウ)トド漁業被害軽減対策検討会の開催
漁業者、科学者、行政担当者などからなる検討会を開催。
(3)有害生物被害軽減対策事業
(ア)有害生物駆除
効果的・効率的に駆除することが可能な海域において実施する駆除。
(イ)有害生物陸上処理
駆除活動に伴い陸揚げされた有害生物の処理。
(ウ)改良漁具の導入
トドによる漁具の破損を回避するため、改良漁具の導入。
2025/02/05
2025/02/20
民間団体等(民間企業、一般財団法人、一般社団法人、公益財団法人、公益社団法人、協同組合、企業組合、特定非営利活動法人、学校法人、特殊法人、認可法人、独立行政法人等)とするほか、複数の民間団体等が本事業の実施のために組織した任意団体(民法上の組合に該当するもの)による提案も可
■要綱・様式は公募ページからダウンロードできます。
■提出方法
原則として郵送、宅配便(バイク便を含む。)又は電子メールによる申請とし、やむを得ない場合には持参も可としますが、FAX による提出は受け付けま
せん。
■提出先
〒100-8907
東京都千代田区霞が関 1-2-1
水産庁増殖推進部漁場資源課環境調査班
TEL:03-3502-8111(内線:6810)
※電子メールで申請する場合、上記提出先の番号に連絡の上、ご確認ください。
〒100-8907 東京都千代田区霞が関 1-2-1 水産庁増殖推進部漁場資源課環境調査班 TEL:03-3502-8111(内線:6810)
近年、我が国周辺海域に広域に出現するトド、ザラボヤ、大型クラゲ等の有害生物により、漁具の破損、食害による漁獲量の減少、作業の遅延、漁獲物の品質低下等、我が国漁業に甚大な被害が発生し、漁業者の経営に大きな影響を与えています。これらの有害生物による漁業被害対策をより効果的・効率的に進め、総合的に漁業被害を防止・軽減することにより、漁業経営の安定化を図ることを目的とします。
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