光市では、中小企業の従業員の方々の退職金制度導入を促進するため、退職金共済掛金の補助を実施しています。
市内において、引き続き1年以上事業を営む中小企業者が、新たに中小企業退職金共済制度又は特定退職金共済団体が行う退職金共済制度にかかる契約を締結して1年以上納付した場合、最初の1年分について被共済者1人当たり月額500円以内を補助します。
■中小企業退職金共済制度
中小企業退職金共済制度は、中小企業の振興と発展に寄与することを目的として、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき制定されました。
事業主が、中小企業退職金共済事業本部と退職金共済契約を締結し、掛金を納付、従業員が退職したときは、中退共からその従業員に退職金が直接給付されます。
■特定退職金共済制度
特定退職金共済制度は、所得税法施行令第73条に基づき「特定退職金共済団体」として税務署長の承認を受けた団体が行う共済制度で、昭和34年に中小企業退職年金共済制度とならんで発足しました。
事業主が、特定退職金共済団体と退職金共済契約を締結し、掛金を納付、従業員が退職したときは、特定退職金共済団体からその従業員に退職金が直接給付されます。