東京都:新生児聴覚検査機器購入支援事業
2025年7月06日
全ての新生児が精度の高い聴覚検査を受けられるよう、産婦人科又は耳鼻咽喉科を標榜する東京都内の医療機関における聴覚検査機器の購入を支援することにより、都内における新生児聴覚検査体制の整備推進を図ります。
※新生児聴覚検査の実施方法は自動ABRによる検査が望まれます
○ 新生児聴覚スクリーニングの初回検査における検査法は、自動聴性脳幹反応(自動 ABR)及び耳音響放射(OAE)の検査機器を使用することが一般的です。
○ 初回検査の結果、リファーとなった場合には確認検査を実施しますが、その場合に OAE での検査は偽陰性(実際は難聴なのに、難聴ではないと判断されること。)もあるので注意が必要です。例えば、未熟出生児などで、内耳より中枢神経系に髄鞘化不全などの異常があると、OAE ではパス(正常)であっても自動 ABR ではリファー(無反応)ということがあるため、自動 ABR による確認検査が望まれます。
自動ABR検査機器を導入するための備品購入費
基準額:実施医療機関1か所あたり3,600,000円
(実施医療機関1か所につき1台を限度とする。)
大企業,中堅企業,中小企業者,小規模企業者
2025/07/09
2025/08/12
(1)出産後の新生児聴覚検査を行う分娩取扱医療機関
令和7年3月31日時点で自動ABR検査機器を設置していない東京都内の分娩取扱医療機関において、出産後の新生児聴覚検査を行うことを目的として、自動ABR検査機器を新たに購入する場合、検査機器本体の購入経費に限り補助対象とします。
(2)他院(医療機関又は助産所)で生まれた児に対する新生児聴覚検査(以下「他院出生児への検査」という。)を行う医療機関
他院出生児への検査を行うことを目的として、自動ABR検査機器を新たに又は追加して購入する場合、検査機器本体の購入経費に限り補助対象とします。
■スケジュール(予定)
令和7年7月22日:意向調査票提出依頼
8月12日:意向調査票提出期限(当日消印有効)
9月:交付申請、審査会用資料提出依頼
10月31日:交付申請、審査会用資料提出期限(必着)
令和8年1月:交付決定通知、実績報告書提出依頼(予定)
4月:実績報告書提出期限、補助額の確定(予定)
5月:補助金振込(予定)
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意向調査票(令和7年8月12日に締め切りました)
交付申請(令和7年10月31日締切)
令和7年10月31日(金)までにメールまたは郵送にてご提出ください。
意向調査票をご提出いただいた医療機関については、ご担当者様にメールにて交付申請及び審査会資料の提出依頼をお送りしております。
意向調査票未提出で本補助金の活用を希望する医療機関については、審査会資料の提出依頼を個別に送付しますので、お早めに下記までお問合せください。
【問合わせ先】子供・子育て支援部 家庭支援課 母子保健担当 (03-5320-4372)
子供・子育て支援部家庭支援課母子保健担当(03-5320-4372)
全ての新生児が精度の高い聴覚検査を受けられるよう、産婦人科又は耳鼻咽喉科を標榜する東京都内の医療機関における聴覚検査機器の購入を支援することにより、都内における新生児聴覚検査体制の整備推進を図ります。
※新生児聴覚検査の実施方法は自動ABRによる検査が望まれます
○ 新生児聴覚スクリーニングの初回検査における検査法は、自動聴性脳幹反応(自動 ABR)及び耳音響放射(OAE)の検査機器を使用することが一般的です。
○ 初回検査の結果、リファーとなった場合には確認検査を実施しますが、その場合に OAE での検査は偽陰性(実際は難聴なのに、難聴ではないと判断されること。)もあるので注意が必要です。例えば、未熟出生児などで、内耳より中枢神経系に髄鞘化不全などの異常があると、OAE ではパス(正常)であっても自動 ABR ではリファー(無反応)ということがあるため、自動 ABR による確認検査が望まれます。
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