はじめに:価格の壁を超える営業アプローチ「補助金営業」とは
高単価な製品・サービスを扱う企業にとって、「導入コスト」は常に大きな壁です。どれだけ価値のある商材であっても、「予算がない」「今期は難しい」といった理由で商談が停滞することは多くの営業担当者が経験しているのではないでしょうか。そんな中、近年注目されているのが「補助金営業」というアプローチです。これは、お客様の導入負担を軽減する補助金をセットで提案することで、商談の成功率を高める営業手法です。営業の「引き出し」として補助金情報を活用することで、単なる“売り込み”ではなく、経営支援の一環としての信頼性の高い提案へと進化します。
補助金営業のメリットとは?
補助金営業は、単に「お得ですよ」と伝えるだけのものではありません。以下のようなメリットがあります:
・価格の壁を突破できる
→導入費用の一部が補助されることで、予算不足の企業でも前向きな検討が可能に。
・競合との差別化になる
→他社が提示できない「補助金+製品」の提案は、大きな付加価値に。
・営業の提案力・信頼性が向上
→「導入したいけど予算が…」というお客様に対して、解決策を提示できる姿勢が評価される。
・受注後の関係性も強化
→補助金の活用支援を通じて、営業が単なる“販売者”から“パートナー”へと格上げされる。
製造業で活用できる代表的な補助金(2025年版)
ここでは、製造業が活用しやすい主要な補助金をご紹介します。
■ ものづくり補助金
中小企業の革新的なサービス・製品開発や設備投資を支援する代表的な補助金。
補助額:最大1,250万円(補助率1/2~2/3)
→新しい機械設備の導入や生産効率向上などで活用されています。
■ IT導入補助金
業務効率化のためのITツール導入を支援。製造現場のデジタル化にも対応。
補助額:最大450万円(補助率1/2)
→生産管理システムや在庫管理のIT化などに利用されることが多いです。
■ 新事業進出補助金
既存事業の枠を超えて、新たな分野や事業に進出する企業を支援。
補助額:最大9000万円(補助率1/2)
→新製品の開発や新たな市場開拓、新事業の立ち上げなどに活用されています。
■ 省力化投資補助金(一般型)
省力化や自動化を推進し、人手不足対策・生産性向上を目的とした設備投資を支援。
補助額:最大1億円(補助率1/2)
→自動化ロボット、無人搬送装置、省力化設備などの導入に利用されるケースが増えています。
※補助金は年度や公募時期によって内容が変更されるため、最新情報の確認が必須です。
【事例紹介】補助金提案で受注率アップに成功した製造業の例
ある製造業A社では、営業段階から補助金情報を組み込んだ提案を行った結果、受注率が30%アップしたという実績があります。お客様が「良い製品だとは思うけど、今すぐは予算的に…」と迷っていた案件も、「補助金を活用できるなら導入を検討したい」と前向きな姿勢に変化。さらに、申請の支援も行うことで、お客様からの信頼も獲得しました。このように、補助金は“お客様の背中を押す材料”として非常に有効です。
営業を支える補助金支援クラウドとは?
補助金営業を実践するうえでネックになるのが、「どの補助金が使えるのか分からない」「申請作業が煩雑で面倒」といった課題です。
当社では、これらの課題を解決する補助金活用支援クラウドサービスを提供しています。
◎ 商材にマッチした補助金を自動でレコメンド
◎ 最新の公募情報をリアルタイムで提供
◎ 補助金の申請書類も自動生成で業務効率化
◎ 営業担当者と補助金担当者の連携もスムーズに
営業現場でも簡単に活用できるため、導入のハードルも低く、実際に多数のBtoB企業様にご活用いただいています。
まとめ:補助金は「導入の言い訳」になる最強の営業ツール
お客様が買わない理由の多くは「予算」に集約されます。そこに対して、補助金という選択肢を提示することで、“買わない理由”を“買う理由”へと変えることができるのです。価格競争に巻き込まれる前に、「補助金+製品」で価値ある提案営業を始めてみませんか?私たちは、補助金のプロフェッショナルとして、提案から申請支援まで一貫してサポートします。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
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