GビズIDプライムとは?
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GビズIDプライムとは?補助金申請に必要な取得手順と流れを解説

公開日 2026/10/30
更新日 2026/10/30
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※記事内容は、記事更新日時点の情報です。最新の情報は、必ず省庁や自治体の公式HPをご確認ください。


こんにちは!補助金クラウド編集部です。

補助金を申請しようとしたら「GビズIDプライムが必要」と言われ、慌てている方もいるのではないでしょうか。GビズIDプライムは、書類郵送で申請すると発行まで最大1か月かかるため、補助金の締切から逆算した早めの取得が欠かせません。


本記事では、「GビズIDプライム」について、補助金の電子申請に必要な理由から、オンラインと書類郵送それぞれの取得手順、取得後に補助金を申請する流れ、有効期限などの注意点まで解説します。

GビズIDプライムとは?補助金の電子申請に必要な理由

GビズIDは、1つのID・パスワードで複数の行政サービスにログインできる共通認証サービスです。GビズIDプライムはそのうち、法人代表者・個人事業主向けに審査を経て発行されるアカウントです。

プライムは、補助金の電子申請システム「jGrants(ジェイグランツ)」などで使われます。ここからは、GビズIDの種類の違いと、補助金の申請でプライムが求められる理由を解説します。


参照:デジタル庁 
GビズID
参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6

GビズIDの3種類(エントリー・プライム・メンバー)の違い

GビズIDのアカウントは、「エントリー」「プライム」「メンバー」の3種類です。3種類の違いを比べると、以下のようになります。

【GビズIDのアカウント3種類の違い】

アカウント種別

対象者

発行方法

発行までの期間

ログイン方法

エントリー

誰でも

審査なしでオンライン発行

即日

IDとパスワード

プライム

法人代表者・個人事業主

マイナンバーカードとスマートフォンによるオンライン審査、または印鑑証明書と申請書の郵送による書類審査

オンライン:最短即日/書類郵送:最大1か月

IDとパスワード+二段階認証

メンバー

従業員

プライム(または管理者権限を持つメンバー)が申請し、利用者が承諾して発行

―

IDとパスワード+二段階認証

出典:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6
出典:デジタル庁 GビズID


補助金の電子申請システム「jGrants」で利用できるGビズIDは、プライムとメンバーです。エントリーは審査なしですぐに作れますが、jGrantsで利用できるアカウントとして案内されていないため、補助金の申請にはプライムの取得が必要です。


なお、エントリーを作ってしまった場合も、後でマイページからプライムへ変更できます。

補助金の申請でGビズIDプライムが求められる理由

補助金の電子申請システム「jGrants」は、GビズIDでログインして利用する仕組みです。GビズIDの公式サイトでも、利用できる代表的な行政サービスとしてjGrantsが挙げられており、利用できるアカウントはプライムとメンバーです。

ただし、メンバーで申請できるかどうかは補助金ごとに異なります。たとえば、東京都中小企業振興公社の経営基盤安定化緊急対策事業(第2回の募集要項)では、エントリーやメンバーでは申請できないとされています。

募集回によって要件が変わる場合もあるため、申請時には利用する補助金の最新の公募要領で、必要なアカウントを確認することが大切です。GビズIDは補助金以外にも、社会保険手続きの電子申請やe-Govなどで利用できます。

一度プライムを取得すれば、複数の行政手続きで同じIDを利用できる点もメリットです。


参照:デジタル庁 
GビズIDで利用できる行政サービス一覧(省庁・自治体)
参照:デジタル庁 jGrants
参照:公益財団法人東京都中小企業振興公社 令和8年度 中東情勢による原材料価格高騰に伴う経営基盤安定化緊急対策事業(第2回)助成金募集要項

GビズIDプライムの取得方法はオンラインと書類郵送の2通り

GビズIDプライムは、マイナンバーカードとスマートフォンがあればオンライン申請で最短即日、書類郵送申請では印鑑証明書と申請書を郵送して最大1か月で発行されます。2つの方法の違いは、以下の表のとおりです。

【オンライン申請と書類郵送申請の比較】

項目

オンライン申請

書類郵送申請

必要なもの

・メールアドレス
・パソコン
・マイナンバーカード
・GビズIDアプリを入れたスマートフォン

・メールアドレス
・
パソコン
・プリンター
・SMSを受け取れる携帯電話またはスマートフォン
・印鑑証明書(個人事業主は印鑑登録証明書)
・登録申請書 

発行までの期間

最短即日

最大1か月

向いている人

マイナンバーカードを持っており、急いで取得したい人

マイナンバーカードを持っていない、またはマイナンバーカードの読み取りが難しい人 

出典:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6


補助金の締切が近い場合は、発行までの期間が短いオンライン申請を選びましょう。

オンライン申請に必要なもの(マイナンバーカード・GビズIDアプリ)

オンライン申請に必要なものは、次のとおりです。

・メールアドレス(アカウントIDになる)

・パソコン

・マイナンバーカード

・GビズIDアプリを入れたスマートフォン

・SMSを受け取れる電話番号


オンライン申請では、スマートフォンのGビズIDアプリでマイナンバーカードを読み取り、本人確認を行います。そのため、アプリのインストールは申請前に済ませておくことが必要です。


GビズIDプライムは法人代表者・個人事業主本人のアカウントのため、本人確認には代表者本人のマイナンバーカードを使います。 


参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 法人代表者 ver1.6

書類郵送申請に必要なもの(印鑑証明書・申請書)

書類郵送申請では、Webで入力した内容をもとに作成した登録申請書と、印鑑証明書を郵送します。法人と個人事業主で必要な書類が異なるため、以下の表で確認しておきましょう。

【書類郵送申請に必要な書類】

項目

法人

個人事業主

申請書

GビズIDプライム登録申請書(法人)

GビズIDプライム登録申請書(個人事業主)

証明書

印鑑証明書

印鑑登録証明書

証明書の発行元

法務局

市区町村

証明書の条件

発行日から3か月以内の原本(コピー不可)

発行日から3か月以内の原本(コピー不可)

申請書に押す印

印鑑証明書の代表者印

印鑑登録証明書と同じ実印

出典:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 法人代表者 ver1.6
出典:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6


証明書の発行元が法人と個人事業主で違うため、取り違えないよう注意が必要です。なお、申請書はWebで情報を入力したあとにダウンロード・印刷するもので、紙の様式を取り寄せる必要はありません。

GビズIDプライムの取得から補助金申請までの流れ

GビズIDプライムは、Webで申請情報を入力して審査を受け、審査完了後に認証の設定を済ませれば利用できるようになります。オンライン申請ではGビズIDアプリによるアプリ認証、書類郵送申請ではSMS認証を行います。

取得後はそのIDでjGrantsなどの補助金の電子申請システムにログインし、補助金を申請する流れです。 

全体の流れを5段階に分けると、次のようになります。

1.準備(必要なものをそろえる)

2.入力(Webで申請情報を入力する)

3.審査

4.認証(オンライン申請はアプリ認証、書類郵送申請はSMS認証を行う) 

5.補助金申請(jGrantsにログインして申請する)

参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6


実際の補助金でも、申請前の準備としてGビズIDプライムの取得が必要な場合があります。


たとえば、以下は小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募の公募要領に掲載されている、申請の流れを示した図です。 

出典:小規模事業者持続化補助金事務局 小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募 公募要領(第8版)


図のとおり、持続化補助金ではGビズIDプライムのアカウントを取得し、事業計画(様式2)を策定します。そのうえで、商工会・商工会議所から事業支援計画書(様式4)の発行を受けてから、申請書類を提出する流れです。 

このように、GビズIDプライムを取得した後の申請手順は、補助金によって異なります。利用する補助金の公募要領を確認し、申請に必要な準備を進めましょう。 

オンライン申請の手順

オンライン申請の主な手順は、次のとおりです。

1.スマートフォンにGビズIDアプリを入れる

2.公式サイトの「GビズIDアカウントの作成をはじめる」から申請を始める

3.メールアドレスを登録し、届いたワンタイムパスワードを30分以内に入力する

4.連絡先やSMS受信用電話番号、パスワードなどを入力する(法人は法人番号を入れると、法5人名と所在地が自動入力される)

5.画面に表示されたQRコードをアプリで読み取り、マイナンバーカードで本人確認する

6.審査完了と表示されたら「アプリ認証を設定する」を押し、GビズIDアプリでQRコードを読み取って、アプリに表示されたワンタイムパスワードを入力して完了


QRコードの読み取り期限は10分で、過ぎた場合は再表示して読み取り直します。また、gbiz-id.go.jpからのメールを受信できるよう、事前に受信設定を確認しておきましょう。

入力内容を登録した時点でまずエントリーアカウントが作成され、審査完了後にプライムへ切り替わる仕組みです。途中で中断した場合も、マイページの「GビズIDプライムに変更する」から再開できます。


参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6
参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 法人代表者 ver1.6

書類郵送申請の手順

書類郵送申請も、メールアドレスの登録と情報の入力まではオンライン申請と同じ流れです。オンライン申請との主な違いは、次の5点です。

・代表者の氏名・生年月日も入力する

・入力内容を登録し、アプリ認証の設定を済ませたあとに、申請書をダウンロードして印刷する

・作成日を手書きし、実印(法人は印鑑証明書の代表者印)を押す

・印鑑証明書と一緒に「〒530-8532 GビズID運用センター宛」に郵送する

・審査完了後、届いたメールのURLまたはマイページからSMS認証を行って完了


書類郵送申請では、次の4点に特に注意しましょう。


・入力した所在地・代表者名・生年月日が印鑑証明書と違うと、書類不備となり審査を完了できない

・手書きで修正した申請書は無効になる

・郵送は日本郵便のみで、宅配業者は使えない

・送った書類は審査結果にかかわらず返送されない


申請書類は返送されないため、送る前にコピーを取って保管しておくと安心です。


参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 法人代表者 ver1.6
参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6

取得後はjGrantsにログインして補助金を申請する

GビズIDプライムを取得したら、jGrantsにGビズIDでログインして補助金を申請します。jGrantsでは、国や自治体の補助金を検索し、そのまま電子申請することが可能です。

申請の具体的な手順や必要書類は補助金ごとに異なるため、各補助金の公募要領を確認しましょう。個別の補助金の申請方法は、以下の記事で紹介しています。

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参照:デジタル庁 jGrants

GビズIDプライムを取得・利用するときの注意点

GビズIDプライムを使うときは、発行までの期間と有効期限の2点に注意が必要です。締切直前に取ろうとして間に合わない、期限切れでログインできないといった事態を避けるため、早めの取得と期限の管理を心がけましょう。


参照:デジタル庁 GビズID

補助金の締切から逆算して早めに取得する

書類郵送申請では、発行まで最大1か月かかります。そのため、補助金の申請を考え始めた段階で取得しておくのが安全です。

オンライン申請は最短即日ですが、審査の状況によってはすぐに発行されない場合もあります。当日中に取得できる前提で動かず、余裕を持って手続きを進めましょう。


参照:デジタル庁 GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6

有効期間は2年3か月で、期限前に更新が必要

GビズIDプライムとメンバーには有効期限があり、有効期間は2年3か月です。有効期限が導入された令和8年7月9日より前に発行されたアカウントは導入日から、導入後に発行されたアカウントは発行日から数えます。 

更新した場合は、更新完了の通知が届いた日から2年3か月になります。期限が切れると行政サービスにログインできなくなるため、補助金の申請中や事業の実施中に切れないよう注意が必要です。

期限の3か月前・1か月前・2週間前・期限経過後には、通知メールが届きます。プライムの更新には代表者本人の確認が必要で、手続きに最大1か月かかる場合もあります。

なお、期限が切れたあともマイページから更新でき、アカウント情報は削除されません。エントリーには有効期限がないため、期限の管理が必要なのはプライムとメンバーです。


参照:デジタル庁 GビズID アカウントの有効期限

申請作業を担当者に任せるならGビズIDメンバーを使う

申請作業を担当者に任せる場合は、従業員用のアカウントであるGビズIDメンバーを使う方法があります。メンバーは、プライム(または管理者権限を持つメンバー)が申請し、利用者が承諾することで発行される仕組みです。

ただし、補助金によってはメンバーで申請できない場合もあるため、各補助金の公募要領で確認しましょう。


参照:デジタル庁 
GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6

よくある質問(Q&A)

ここでは、GビズIDプライムの取得を検討する際に疑問に感じやすい4点に回答します。

Q. すでにアカウントを持っているか分からない場合は?

公式サイトの「アカウントセルフ解決サービス」で確認できます。登録状況を確認したいメールアドレスと、生年月日またはSMS受信用電話番号を入力する仕組みです。

Q. GビズIDエントリーを作ってしまった場合は?

マイページにエントリーアカウントでログインし、「GビズIDプライムへの変更」から変更を申請できます。オンライン申請・書類郵送申請のどちらでも変更が可能です。

Q. 審査で否認された場合は?

審査が否認された場合も、再申請が可能です。手続きで分からない点があれば、デジタル庁のGビズIDヘルプデスクに問い合わせましょう。

電話番号は0570-023-797、受付時間は9時〜17時です(土・日・祝日・年末年始を除く)。


参照:デジタル庁 
GビズIDクイックマニュアル GビズIDプライム編 個人事業主 ver1.6

Q. GビズIDの取得に費用はかかる?

GビズIDの利用料金は無料です。ただし、公式サイトでは、将来にわたって無料であることを保証するものではないと案内されています。

書類郵送申請の郵送料は、通常の郵便物と同じです。

まとめ

GビズIDプライムのポイントは、以下の4つです。

・補助金の電子申請システムjGrantsで利用できるのはGビズIDプライムとメンバーで、エントリーは対象に含まれない 

・マイナンバーカードがあればオンライン申請で最短即日、書類郵送申請は最大1か月で発行される

・有効期間は発行日から2年3か月で、期限前に更新が必要

・補助金の締切から逆算して早めに取得する


補助金の申請を考えている事業者は、GビズIDプライムの取得を早めに進めましょう。

補助金の申請準備を進めたい方は、ぜひStaywayにご相談ください。
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監修Stayway / メディア事業部
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