栗谷会計事務所

支援事例　本件は経営改善計画策定支援事業の案件で、経営サポート協会を経由した案件としては大阪府では初めてのものである。対象企業は鍍金会社で、信用金庫3行からの府市保証分10口、プロパー分1口、更に日本政策金融公庫融資1口についてリスケを受けていた。25年8月29日、借換融資により債務をまとめ、月々の返済負担を軽減させる金融支援を受ける為事業利用申請書を提出した。9月から10月初旬にかけ事業計画を策定、10月25日に経営サポート会議開催となった。経営サポート会議開催に向け府保証協会期中支援課に相談する中で、経営力強化保証による借換保証を利用するという方向がはっきりした。また、運転資金の確保のため公庫に経営力強化資金融資をお願いすることとした。26年1月末に全ての融資が実行されたが今般の金融支援により、対象企業が向こう1年間約定通り返済を行えば正常先となり、新規融資にも道が開かれることになる。